今度はキッズウィークだと。なんかピントずれてないか

 政府が「キッズウィーク」という何やら意味不明の休日を創設しようとしているらしい。
 夏休みなどの一部を春や秋に分散させる。

 子供にこれ以上休みをやる必要はないから、これは大人のため。
 だが、子供の休日に合わせて休暇を取れるのは一部の人だから、最近始まったプレミアムフライデーと同じだ。

 だから、こういう話のときは、「大企業に勤める人や公務員のための」という但し書きをつけてもらうと、いっそスッキリするね。
 「大企業に勤める人や公務員のためのプレミアムフライデー」
 「大企業に勤める人や公務員のためのキッズウィーク」
 まあ、大企業や公務員でも、それなりの地位にある人は休暇が取りにくいと思われるが、中小企業や非正規労働者よりは恵まれているだろう。

 こんな話をすると、「だったら、あなたも大企業に勤めればいいじゃない。公務員になればいいじゃない」と言われる。
 そうだな。誰にだって職業選択の自由はあるわけだから、そうすればよかった。
 思えば私もかつては公務員だった。

 「大企業に勤められたのも、公務員になれたのも努力の結果でしょう」
 かもしれない。
 なりたくてなれなかった人だっている。

 だがちょっと待て。
 大企業に勤めたって、公務員になったって、それは個人の満足、個人の自己実現であって、別に社会的勝者というわけじゃないんだよ。
 あえて民間、あえて中小企業という人だって大勢いる。で、そういう人たちも一緒になってこの国を支えているんだ。

 よって、こうした分野における国の施策というものは、民間の中小企業に勤める人のことまで十分に考えられたものでなくてはならない。第一、そのほうが効果的だ。

 「あなた、そんなお気楽なこと言ってるけど、公務員だって子供の休日増えたからって、簡単には休めませんよ。結局苦労して学童保育に預けたりして働くのがオチですよ」
 はいはい、分かってます。うちがそうでしたから。

 要するに、「ほら、休み作ってやったぞ。休め」というだけじゃダメだということ。

 あっ、それと、このキッズウィークというやつは、子供のいない人や独身の人のことは考えられていないみたいだ。

コメント

キッズウイーク

我が家は主人の休みが平日です。今は子供達も大学・高校へ進み、それぞれの生活になりましたが、もし、この制度が10年前にあったら、もっと家族で過ごすことができる機会があったかもしれないなーと思いました。例えば朝ごはんをみんなでゆっくり食べるとか、九州への里帰りも、年末年始の交通費が高い時を避けて帰れるとか、、。
ただ、仕事を休めない親からすると、ギッズウィークではなくただのキヅカレウィークになるかも。学校がない日中の昼ごはんの用意やこどもを預けるための余計な出費がかさむ。学校の先生は先生で、長期休み明けは児童に落ち着きがなかったり、
休み疲れ!で熱を出したりして、学習や行事の準備などにも影響し、クラスのまとまりが戻るまで時間がかかるとか。。となると宿題も出さざるを得ないかもしれないし。
はてさてどうなることやら。

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