おいみんな、僥倖って言葉使ったことあるか

 破竹の連勝、将棋の藤井聡太四段。
 2002年生まれの中学3年生。

 かれの指す将棋がどれだけすごいのか素人の私にはわからないが、並外れた語彙力の持ち主であることは分かる。
 20連勝したとき。
 「僥倖(ぎょうこう)としか言いようがない」。

 思わず辞書でチェックしたよ。
 むろん知らない言葉じゃないが、なにせ66年間一度も使ったことのない言葉だし、これから先も使わんだろう。

 北島康介だったら、「たまんねえ-」とか「メッチャ、ラッキーっす」なんて言うんだろうね。それはそれで結構なんだが、中3生が普通、僥倖なんて使わないな。仮に言葉として知っていても、ここぞの場面で的確に使えるかどうか。
 「望外(ぼうがい)の結果」とも言っていたな。

 一体どこで覚えたんだ。
 と思って調べてみたら、幼いころから(今でも幼いが)、新聞とか本(小説)をよく読んだのだそうだ。
 最近の新聞は大ウソもよく書くが、言葉自体を間違っているわけじゃないから、「日本語の宝庫」ではある。
 どこかに司馬遼太郎が好きとも書いてあった。経営者やサラリーマンが読む本だぞ。まあ、こっちも相当はったりかましているが、それにしてもどういう趣味なんだ。

 ちょっと背伸びして難しい言葉を使いたがるのも子供らしくていいし、「すごい」を連発しないところもいいし、カタカナ語じゃなく漢語なのもいい。

 次はどんな言葉を発するか。
 連勝が止まったときのコメントが楽しみだ。

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