国会議員は一度選んだら辞めさせることができない

 「このハゲ~~~っ!!」で一躍有名になったのは豊田真由子・衆議院議員。
 埼玉4区選出(朝霞・志木・和光・新座)である。この選挙区はかつて上田清司埼玉県知事の地盤であった。

 「これ以上私の評判を下げるな」
 いやいやあなた、例の園遊会の件でとっくの昔に評判下げてますよ。

 選んだ選挙民にも責任ありとの声もあるが、公認候補というのは政党がいわば品質保証をしているわけだから、自民党の責任も問われる。離党したり除名処分したりすれば済むという話ではない。だが、ここでまた民進党が不用意に突っ込むと、ではお前の方はどうなんだといつものブーメランが飛んでくる。

 自民党であれ他政党であれ、ブームに乗って大勝したときは、レベルの低い議員が紛れ込んでしまう。とにかく候補者の頭数をそろえることが優先されるからだ。
 都議会選挙では小池百合子都知事率いる都民ファーストが旋風を巻き起こしそうだと言われているが、当選者が多ければ多いほど、後日問題を起こす議員が増えるだろうとは、今から予測できることである。

 国会ではときどき、議員辞職勧告決議なるものが出されることがあるが、「あなた、お辞めになったら」という程度のもので、法的拘束力はない。有権者(選挙民)が選んだ人を、たとえ国会であろうとも否定はできないのである。あくまでも、本人の意思にまかせるしかない。

 地方議員や地方首長には解職請求(リコール)の制度があることは誰でも知っている。中学校(公民)の教科書に載っており、入試でもときどき出題される。
 しかし、国会議員に関しては、このような制度はないから、有権者は一度選んでしまった議員を辞めさせることはできない。(可能性はゼロではないが事実上不可能)

 もちろん、辞めろという声を上げることは自由だ。しかし、繰り返すが辞めさせる制度はない。
 憲法を改正すれば別だが、こと国会議員に関しては、われわれは一度議員を選んでしまったら、次の選挙まではその決定をくつがえすことはできない。
 やっぱり選挙は大事だなという話である。


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