若いころ何度も足を運んだ東京家政大へ久しぶりに

 東京家政大学附属女子中学校・高校の塾対象説明会に行ってきた。
 かつて熊谷女子高校などでも校長を務められた篠原善廣先生が今年春から校長に就任されたのでご挨拶がてら。

 浦和から8分で赤羽。埼京線に乗り換えて3分で十条。ここから歩いて5分ほど。というように、埼玉からの通学が大変便利なので、在校生(高校)の60%は埼玉県民である。

 その昔、埼玉に私立高校が少なかった時代は、北区や板橋区の私立に大勢の埼玉県民がお世話になったものだが、その後県内私立も増え、レベルも上がってきたので、これら都内私立に往時の勢いはない。
 ただ、東京家政大に関して言えば、交通の便の良さ、広大なキャンパス、136年の伝統、加えて学校の先生となった卒業生の活躍などもあり、根強い人気を誇っている。篠原校長の下、大学進学強化路線を本格化しようということなので、注目して行こうと思う。


 ちょっと昔話を。

 今から30年~35年前。
 読者の方は生まれていないか、まだ幼かったと思うが、私はバリバリの現役高校教師で進路指導を頑張っていたのである。
 当時は、短大全盛期であった。世の中の景気は良く、一流企業が高卒女子や短大卒女子をどんどん採用した。
 そんなわけだから、早慶上智あたりは別格として、青山学院や学習院あたりになると、4年制に入るより短大に入るほうが難しいと言われていた。青山学院女子短大、略して「青短(あおたん)」、学習院女子短大、略して「学短(がくたん)」は、ステータスであったのだ。

 勤務校であった川口北は、今でこそ多くの人が進学校と認めてくれるが、私がいた当時は、まだ駆け出しの新設校であったので、進学実績もほとんどない。そこで、学校と同じくらい駆け出しであった私は、都内の大学短大に積極的に営業活動に出かけた。

 高校の先生が営業活動というのも変だが、なにせインターネットなんて無い時代だから、情報を得るには、実際に行くしかなかったのだ。何度も行って募集責任者と親しくなると、極秘情報も入手できたし、ぎりぎりの受験生は何とか引き上げてくれたりもした。

 で、今日行った東京家政大などもその中の一つであったので、「昔はよく足を運んだよな」と、若いころのことを思い出したのである。

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