若いうちに一度は海外体験させてやりたい

 中学3年生は、期末テストも終わって、さあ「勝負の夏休み」を待つばかり。
 が、その前に。
 これから修学旅行という学校がある。
 昨日出発した学校が7校、今日出発した学校が6校、明日出発の学校が8校という具合で、7月に実施する学校が埼玉県内に約60校(※)ある。
 もうちょっと早くできないものかと思うが、専用列車のキャパの問題もあって、中学校側の思惑通りとは行かないようだ。
 ※新幹線団体専用列車利用が確認できた学校数

 私は高校教員として、4、5回経験しているが、仕事(引率)で行く修学旅行なんて全然面白くない。
 教員になりたての頃は、行ける範囲が本州と四国に限られていた。その後、北海道と九州が可能になったが交通手段は鉄道のみ。沖縄が解禁になってからは、必然的に飛行機利用もできるようになった。いま、公立高校の行き先でもっとも多いのは沖縄だ。

 数年前から公立高校でも海外修学旅行が実施できるようになり、海外に切り替える学校も出てきた。
 浦和一女(台湾)、桶川(グアム)、志木(グアム)、庄和(台湾)、草加(台湾)、深谷第一(グアム)、和光国際(グアム)、市立浦和(シンガポール・マレーシア)、浦和南(オーストラリア)、大宮北(シンガポール・マレーシア)。

 私立の場合だと、当たり前のようにアメリカ・カナダ、ヨーロッパなどに出かけて行くが、公立は予算(費用)の問題があって、今のところそこまでは無理なようだ。

 日本で、観光旅行としての海外旅行が自由化されたのは、前回東京五輪が開催された1964年(昭和39年)のことだ。そんな時代に育った私たちの世代であるから、海外に出たのはだいぶ大人になってからである。

 私は、できれば感受性の豊かな若い時代に一度は海外体験をしたほうがいいと思っている。
 年をとってからだと、外国の習慣になじめなくて、2、3日もすると「早く日本に帰りてえ」なんて思ってしまう。どこに行っても、何を見ても「ま、こんなものか」と驚きも感動もない。だから、若いうちだ。

 日本を学ぶことも大切なのだが、それと合わせて異文化体験をさせることも必要だろう。修学旅行でも短期留学でも、語学研修でも、とにかくいろんな機会を作ってやって、若者に海外を見せてやろう。何かそういう手伝いができないかどうか考え中である。


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