講演会ではなく資料説明会だ

 お取引先との関係で講演会を聞きに行った。
 経営セミナーみたいなものだ。
 私は、今週、来週と公立中学校での講演を控えており、普段は話をする側なのだが、たまには聞く側に回るのもいいだろう。

 つまんない。
 だが、これは私の知識レベルが低く過ぎた可能性がある。聞いても分からないことはつまらない。

 下手。
 周りに居眠りこいているやつが大勢いた。
 しかし、こういう時、私はすぐに目標を切り替える。年をとってから身につけた技だ。若いころだったら、途中で帰ろうと思っただろう。
 どこが下手なのか。どうすればいいのか。そこを観察し考える。

 話し手はスライドにこだわり過ぎている。スライドの説明になっている。目線は終始自分の手元とスライドに向かっているから、聞き手と目が合わない。
 聞き手の方も、スライドの内容がプリントされた配布資料を見るから下ばかりを見て、話し手を見ない。
 お互い目線が合わないから、心が通じない。
 それで話の内容が企業のコミュニケーションなのだから、ちょっとしたジョークだ。

 わざわざ、話し手と聞き手が同じ空間、同じ時間を共有しているのだから、目線を合わせ、息を合わせないとね。そうじゃないならネットで十分だ。

 さて、会社に戻ってきた私は、明日の講演スライドをバシバシ削った。多過ぎるスライド、細かすぎるスライドは、講演会ではなく、資料説明会になってしまう。

 今日は勉強になった。行って良かった。

コメント

コメントの投稿