夏休みは「引き分け狙い」で十分という話

 白岡中学校で保護者対象の進路講演会。
 その内容を一部紹介。

 すでにいろいろなところで書いたり話しているが、私は「夏休みはピンチ」であると考えている。もちろん、やり方次第でチャンスにもなるが、負の側面も知っておいたほうがいい。

 第一に暑さ。
 勉強に最適なシーズンであるはずがなく、むしろ最悪なシーズンである。
 
 第二に学校(授業)がないこと。
 学校(授業)は強制的に勉強させる装置であるが、夏休みはその装置が稼働しない。
自主的に勉強できるタイプの子にはいいかもしれないが、それができない子は、かえって勉強時間を減らすことになる。

 毎日学校で4時間勉強しているとすれば、その分を家庭学習で代替しなければならない。それができて初めて、学校がある時と同じになる。そのことを私は「引き分け」と言っている。どうしても勝ちに行きたい人は、それに2~3時間を加える必要があるが、夏休みは「引き分け」狙いでいいのではないか。そんな話をした。

 過去問をやる意味は3つある
 1 力を試す
 2 自分の弱点を知る
 3 問題の傾向を知る

 1と2は似たようなことだが、模試を受ければ分かることだ。だが3は模試では分からない。
 過去問を研究すれば、何が出題されるかが予想できるから、そこを重点的に学習すればいい。

 できないと自信をなくすから、早くからやらない方がいいという意見もある。
 だが私は、だったら教科書を見たり、解答解説を見てもいいではないかと考える。ものごと何でもそうだが、最初に正しいやり方を覚えたほうがいいのである。お稽古事だって師匠を真似るのがスタートだ。自己流なんてものは、もっと後になってからだ。
 だから、答えを見ながらでもいいから、今日から過去問の研究を始めよう。

 というような話を約2時間。
 昨日のブログに書いた、資料の説明会にならないよう心がけたが、どうだったか。

コメント

良いです

とらえかたは人それぞれだけれど、こういった説明だと、親子で夏の具体的な目標を立てやすいと思います。
私は、子供が学校からもらってくる進学新聞の裏にある、生徒と先生の会話、みたいな記事が好きでした。

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