えっ、もう梅雨明けちゃったのか

 私の事務所の2軒お隣に満寿家(ますや)さんという鰻蒲焼の名店があるが、昼食(ランチ)でも千円以上するので、私にとって近くて遠い店である。
 その満寿家さんの店頭に、ときどき「本日、坂東太郎入荷」という看板がぶら下がっている。
 坂東太郎(ばんどうたろう)とは利根川の異名であるから、てっきり利根川で獲れた天然ウナギかと思ったが、どうやらこれは養殖ウナギのブランド名のようである。

 さて、話はウナギではなく本物の坂東太郎・利根川のことである。
 埼玉県民(さいたま市民)である私が毎日使っている水はどこから来るか。
 一つは秩父の山奥から流れてくる荒川の水。もう一つは群馬県から流れてくる利根川の水。
 利根川の水は行田市の利根大堰(とねおおぜき)で取水され、武蔵水路を通って鴻巣市で荒川に注ぐ。それが秋ヶ瀬で取水され大久保浄水場を経て、わが家・わが事務所へとなる。

 都心にゲリラ豪雨が襲っても水不足の解消にはならず水害をもたらすだけ。利根川上流のダム付近に雨が降らないと、埼玉県民はもとより東京都民もたちまち深刻な水不足に見舞われるのである。

 昨日19日、関東地方が梅雨明けしたとみられるという発表があったが(梅雨明け宣言)、今年は本当に雨が少なかった。
 「えっ、もう終わり」といった感じ。

 台風(特に雨台風と言われるもの)でも来れば、一気に水不足が解消される可能性もあるが、今度は水害が心配になる。自然相手というのは誠に難しいものである。

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