丁寧な説明なんていらない

 最近、「丁寧な説明」という言葉をよく耳にする。

 野党「首相は、国民に丁寧な説明をすべきだ」
 首相「丁寧な説明を心がけます」

 でも、これってどうなんだろう。
 私は、国民に対して丁寧な説明をするのは、与野党の国会議員や新聞・テレビなどマスコミの仕事だと思うよ。
 国会の議論が中学生でも分かるレベルじゃまずいだろう。専門的で、ちょっと一般には難しい論議でいいんだよ。
 で、それじゃ困るから国会議員は地元に帰って有権者に、分かりやすく丁寧に説明し、新聞やテレビは読者や視聴者に分かりやすく解説する。

 例のテロ等準備罪法案のときも、居酒屋で上司の悪口を言ったら共謀罪みたいな、分かり易いを通り越した低次元の話をしていたが、今どき高校生だってもっと高尚な議論をするぞ。

 われわれは衆参合わせて700人以上の国会議員を選んでいる。これだけいるんだから、経済に詳しい人、軍事・安全保障に詳しい人、教育の詳しい人、社会保障に詳しい人という具合に、国政の各分野に精通した人をいくらでも送り込めるわけだ。

 でも、それをせずに、ただの人気者を選んだりするから、国会の議論のレベルがどんどん下がってしまう。
 国民に丁寧に説明しろと言っているが、要するに自分が勉強不足で理解できないだけだろう。

 こんな連中に任せておいたら国が危ない。
 今度選挙があったら、私は、党派よりも何か一つでも専門分野を持った人を選ぼうと思う。専門以外は分からんというのも困るが、世の中では、何か一つでも究めた人は、ほかの分野でも才能を発揮するものだ。

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