先生寄りのブログになる理由

 アンテナの高い読者の皆さんのことだから、「ステルスマーケティング」略して「ステマ」のことは先刻ご承知だろう。
 英語の「Stealth」(隠れる、こっそりする、隠密)に由来し、それが宣伝であると消費者に悟られないように宣伝を行うことである。

 昔から「サクラ」とか「やらせ」という言葉があるが、その流れであろう。具体的には、当事者が一般消費者になりすまして口コミや記事を書いたり、芸能人や人気の高いブロガーやユーチューバーに依頼するなどの方法で行われる。

 身元を明らかにしない、あるいは宣伝が目的であることを隠して行われるため消費者をだます側面があるので、問題視されているが、今のところわが国では法規制がほとんどない。

 私は受験生向けの新聞に学校紹介の記事を書いている。純然たる記事の場合がほとんどだが、時に学校側から料金をもらって「記事風」に仕立てた文章を書くことがある。業界ではこれを「記事体広告」とか「ペイドパブリシティ」と呼んでいる。ただし、その場合は、ページのどこかに「広告」とか「PR」と入れて、一般記事と区別することになっている。

 私のブログは「ステマ」になっているか。
 ここは難しいところだ。
 ある学校のことをブログに書いたとして、と言うか、年中書いているわけだが、それで収入が発生するかと言えばノーである。勝手に書いているだけだから。
 まあ、たまには、その学校の先生から「書いてくれて有難う」と言われることはあるが、それだけだ。

 私の仕事は私立学校からの広告収入に依存している媒体(新聞など)に記事を書くことだから、学校は私にとって大事なお客様ということになる。だから、学校にとって不利になることは基本的に書かない。書けない。

 なんだ、じゃあオマエは年中「提灯記事」を書いているのかとなるが、それはちょっと違う。
 私は教育界で育った人間だから、かつては先生をやっていた人間だから、学校や先生を応援したい気持ちが強い。公立であれ私立であれ、とにかく先生たちには頑張ってもらいたい。私の書くブログ記事が、ちょっと学校や先生に寄り過ぎではないかと思われる人も多いと思うが、そのとおりなのである。

 学校には多くの課題があるし、先生にも多々問題はある。だから批判は必要だ。しかし、それはマスコミや他の人々がいくらでもやってくれるので、私は、学校や先生を応援するという立場を貫こうと思う。


コメント

コメントの投稿