なんか地味だな栄北、でも意外な実績

 栄北高校の塾説明会。
 今日は久しぶりに電車で行こう。

 浦和駅から大宮駅まで湘南新宿ラインで6分。大宮駅で埼玉新都市交通(ニューシャトル)乗り換えるが、改札を出てから駅構内をちょっと歩く。
 ニューシャトルは昼間なら10分に1本の割合だが、通勤通学時間帯だと5分に1本なのであまり待つことはない。
 大宮駅から9駅目、15分で丸山駅に着くが、ここから栄北高校までは3分ほどだ。

 大変便利。
 これは私の場合だが、大宮駅までのアクセスが良い人にとっては、通いやすい学校だ。

 栄北は、埼玉栄・栄東・花咲徳栄と同じ佐藤栄学園に属する学校だが、中ではもっとも歴史が浅く、進学や部活で華々しい実績があるわけではないので全県的な知名度はいま一つだ。
 が、私はかなり前からこの学校に注目していた。
 その最大の注目ポイントは中退者の少なさである。今春この学校は398人の卒業生を出している。3年前入学したのは406人だったから、8人は進路変更したか転校したと考えられる。

 「非卒業率」、すなわち入学者のうちその学校を卒業しなかった者の割合は、「(406-398)÷406=1.97%」となる。
 全県の「非卒業率」は、28年3月のデータで見ると平均で5.18%であるから、この学校はかなり低い部類だ。
 私立で1%未満の学校は独協埼玉のみ。2%未満の学校は狭山ヶ丘・淑徳与野・立教新座・秀明・武南・城北埼玉・星野・西武文理と栄北である。

 栄北の「非卒業率」の低さは、今に始まったことではなく、今よりもっと学力レベルが低いときからずっとそうだった。私はそこに注目していた。
 面倒見が良いとも言えるし、粘り強い指導をする学校と言ってもいいだろう。

 この学校は、同じ佐藤栄学園でも、東大に何人も合格者を出す栄東、オリンピック選手を何人も輩出する埼玉栄、野球で全国優勝した花咲徳栄と比べると、どうも話題性に欠けるし、地味な印象である。

 実は大学進学実績もじわじわ上昇しており、北海道大や筑波大、埼玉大など国立や、早稲田・上智・東京理科大など私立難関にもしっかり合格者を出しているのだが、山本末一校長は「うちは確実にMARCHレベルを目指す学校」とあくまでも地味な目標を掲げる。

 私立なんだし、もっと派手にやらんかい。と思ったりもするが、こういう地味ながら一歩ずつ確実に実績を積み重ねて行く学校も大事にしなくちゃいけない。

 栄北01
 駅も地味である
 栄北02
 駅から学校が見える 
 栄北03
 敷地内に自動車大学校がある
 栄北04
 校内にコンビニがある

 ※「非卒業率」は公式に認められた用語ではありません。岩佐桂一氏と私が、「中退率」の近似値として毎年算出しています。「卒業生数-3年前の入学者数=非卒業者数」となるわけですが、転入生があれば卒業生数が入学者数を超える場合もありますし、転出生や留学者があれば、卒業生数が減ります。したがって、必ずしも「非卒業生数=中退者数」ではありません。

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