政治というのは、時々訳の分からん状況に陥るものだ

 受験・教育ブログのくせに政治ネタが続いている。

 小池百合子は総理大臣をねらっている。日本初の女性首相を目指している。
 と、想像してみる。

 年齢は65歳。
 「婆さん」。
 かもしれないが、政治家としてはそれほど年寄りというわけではない。
 とは言え、私もほぼ同年齢だから分かるが、この先10年も20年も現役バリバリで頑張れるという確信は持てない。であれば、これが最初にして最後のチャンス。そう考えたとしても不思議ではない。

 戦後の首相を見てみると、ときどき「えっ、何でこの人が?」という人物が、その時の流れでトップに立ってしまうことがある。
 周りがそう思うだけでなく、当の本人さえ「えっ、オレ?」と思ったのが、細川護熙首相と村山富市首相だろう。いずれも連立内閣である。

 このうち細川内閣は、自民党以外の8党連立政権という、想像を絶する政権であった。
 社会党・新生党・公明党・日本新党・民社党・新党さきがけ・社民連・民改連。

 首相は第4党である日本新党から出た。
 連立をまとめ上げたのは小沢一郎で、トップは「バカ殿」の方が扱いやすいと考えて、元熊本県知事で、肥後細川藩の末裔である細川護熙をまつりあげたのである。

 さて、ここで再び小池百合子である。

 小池百合子の政界デビューは、1992年参院選。細川護熙率いる日本新党からの出馬で初当選した。
 翌1993年の衆院選には、参議院議員を辞めて出馬し当選、細川内閣の一員となる。

 細川政権崩壊後は、新進党に移り小沢一郎の側近となる。その後はゴチャゴチャ面倒なのではしょるが、結局小沢一郎とは決別し、自民党に入り、小泉内閣で環境大臣となる。第一次安倍政権では防衛大臣を務めた。
 で、都知事になり、自民党を離れ、現在に至る。

 実にお見事。
 政治家の家に生まれたわけでもなく、一介のニュースキャスター出身ながら、細川護熙、小沢一郎、小泉純一郎、安倍晋三と、組む相手を変えながらここまでのし上がってきた。

 さあ、ラストチャンスは誰と組むか。
 まさか若狭勝や細野豪志じゃないだろう。今まで組んできた相手とは格が違い過ぎる。この連中は手下だ。前原誠司も同様。強いて言えば石破茂くらいか。政党を渡り歩いてきたという共通点もあるし。

 有権者になって45年以上経つが、政治というやつは、ときどき訳のわからん状況を迎えるものだ。
 まあ、そのうち収まると思うが。

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