日本人のノーベル賞好き

 3年連続受賞のノーベル賞、今年はゼロか。
 
 文学賞はいつものように村上春樹が落選し、英国のカズオ・イシグロ氏が受賞した。両親が日本人で5歳まで日本で暮らしたということだが、日本語は話さず完全な英国人だ。それでもマスコミは、何とか日本と結びつけようと必死だ。おまえらアホか。
 まあ、日本人のノーベル賞好きというのもあるんだろう。

 日本初のノーベル賞受賞者は、物理学賞の湯川秀樹博士だ。1949年というから、戦争が終わって4年目。敗戦に打ちひしがれた日本人に大いに勇気を与えたと言われている。湯川秀樹博士は、教科書にも載っていたので、私の世代以上の日本人は皆名前ぐらいは知っている。
 私は小学生の時、湯川博士の伝記を読んだ。家に少年少女世界伝記全集があったのだが、買いそろえたのは父なのか母なのか。今となっては分からない。息子の教育のために偉い人の話を読ませようと考えたのだろう。残念でした。全然偉人にならなかった。やっぱり読んだだけじゃダメなのだ。ただし、本好きにはなった。

 平和賞は、核兵器廃絶を訴える国際NGOが受賞した。2009年には米国オバマ大統領が、就任して1年経つか経たないかで平和賞を受賞している。このときの受賞理由も「核なき世界」を訴えたというもの。
 物理学賞、化学賞、医学・生理学賞と比べると、かなり政治色の強い賞であるようだ。中には、平和賞より戦争賞がふさわしいんじゃないのという人も受賞している。

 いつだったか、政府が「50年間でノーベル賞30人」(たぶん、そうだったと思う)という目標を掲げた。まあ、分かりやすい話だが、ノーベル賞は目標じゃなく、結果だろう。要は、ノーベル賞を受賞するくらいの優秀な科学者をたくさん育てましょうということだと受け取っておこう。

 研究には環境も重要であり、成果が出るまで時間がかかるので、政府が資金面でどれだけバックアップできるかが勝負だ。文部科学省は、くだらねえことばかりやってないで、しっかり科学技術予算を取れよ。

 頭のいい連中がこぞって医学部を目指す風潮もどうなんだろう。そりゃ優秀な医者が多いに越したことはないが、日本の将来を考えたら、理学部や工学部にも目を向けてもらわないと困る。

 以上。本日はノーベル賞ネタ。

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