人を育てるとは根気のいる仕事だ

 昨日のフェアで出会った中1男子のご両親。
 中3向けの個別相談を中心としたフェアに中1のご両親が来ているとは。
 そこで、リクエストにお応えして即席の進路相談。

 「息子は勉強のやり方が分かっていないみたいで…」
 そう、分かってない。
 でも、お父さんお母さん、結果を急がないことにしましょうよ。まだ中学校に入って半年しか経ってない。勉強のやり方なんて、そんな簡単に確立するもんじゃないと思いますよ。これから、ああでもないこうでもないといろいろ試してみて、それで、ああなるほど、これがいいやという答えを自分自身で見つける。
 大事なのは、自分の力で見つけること。焦らず、後押ししましょうね。

 「塾に行ったほうがいいですか。どんな塾に行かせたらいいですか」
 個人指導か集団指導か。大手塾か個人塾か。
 それぞれの良さがありますからね。大事なのは息子さんの性格や学力にピッタリはまるかどうかですよ。
 どこの塾でも体験入塾みたいなことをやっているので、お試しで行ってみたらどうですか。世間の評判とか、他人の評価に惑わされてはいけません。所詮は、自分にとって良かったとか、自分にとって良くなかったという個人的体験談ですから。

 ただ、これも本人の意志ですね。
 行かないと言っているなら、じゃあ自分で頑張ってみれば。行きたいと言ったら、じゃあ試してみれば。行ってみてやっぱりやめたいと言ったら、それもいいんじゃない。

 子ども任せとは違いますよ。放任はいけない。なんでも好き勝手決めていいというのとは違う。
 親は子供を育てる責任があるから、意見は言ってください。話し合いはしてください。

 ざっと、こんな話。

 自分で情報を集めたり、人の意見に耳を傾けたりができるような人間に育てなくてはならない。
 その上で、自分で考え、意志決定できる人間に育てなければならない。
 そして、決めたことを速やかに行動に移せる人間に育てなければならない。
 さらに、結果を受けとめ、仮に失敗してもめげずに再挑戦できる人間に育てなければならない。
 人を育てるというのは、実に根気がいる仕事である。

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