電車で席を譲られたら座るぞ宣言

 年寄りは、電車で席を譲られたら、「大丈夫です」とか言わないで、素直に好意を受けるべきである。

 私は、今のところ、いかにもお年寄りという風には見えないらしく、滅多に席を譲られることはないが、それでも中高生や大学生から見れば十分に爺さんであるから、時には「どうぞ」なんて言われることがある。

 読者諸氏は先刻ご承知の通り、私は山登りやランニングで日頃から鍛えているから、電車の中で1時間やそこら立っているのは何でもない。でも、譲られたら好意は有り難く受け取る。

 席を譲った若者は、「おれ今日、ちょっといいことしてやったぜ」といい気分になるだろう。で、次も同じように行動するだろう。
 もし私が、「いや、大丈夫です」と断ったら、気まずい思いをして、次の機会に躊躇するかもしれない。
 だから、別にそれほど座りたくなくても、「いやぁ、助かったよ。ありがとう」と好意は受けとったほうがいいのである。

 困っている人がいたら助ける。
 日本中の若者には、そういう心を持った人間に育ってもらいたい。そのためにわれわれは、好意を有難く受け取る年寄りになったほうがいい。

 人に対する親切は、時に大きなお世話ともなるわけだが、電車での席の譲り合い程度なら悩むこともあるまい。
 私は断固、譲られたら座るぞ。

コメント

No title

私は先生とは逆で酸素ボンベを引っ張ってますがちゃらい若作りのなりをしているせいか譲られることはあまりありませんでした。
しかし、亡母の面会やら何やらの帰路に譲られることが増えてきました。
面白いのは譲ってくれるのはいかにも血気盛んな某浦和レッズサポーターのような男子があんがい多いことです。
まあ野郎っ子に席を譲られるというのは沽券にかかわるというか内心忸怩たるものも最初はあったのですが、今度からは
先生のおっしゃるように教育的配慮の一環として、主に若い女子や男子に目で圧をかけて譲らせるようにします。
そしてにやりとお礼を申し述べたいと思います。

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