ニュースが事件を作る、これはまずい

 熊本市議・緒方夕佳議員(42)が、生後7か月の長男を連れて登院し、子連れでの議会出席を試みるも、議会規則により認められなかったというニュース。
 まあ、当然だね。

 ワイドショーなどでも取り上げられていたし、YouTubeにも動画が公開されている。
 映像を見て、私が、「ふ~ん、やっぱりな」と思ったのは、登院風景からテレビカメラが回っていたことだ。JNNニュース(TBS)だ。

 スタッフから「今日は赤ちゃんも一緒ですか?」という声がかかり、議員は「はい、そうでーす」と答えている。そして、カメラは議場まで入り、議長らが説得する姿や、議員の表情などを映し出す。最後は、子連れ出席がかなわず、議員の友人が赤ちゃんを連れだす様子を追う。
 台本どおりだ。

 よほどのことがないかぎり、一地方議会に全国ネットのテレビカメラが入ることはあるまい。
 こういうのを「やらせ」と言うのかな。カメラアングル決まり過ぎ。
 事件がニュースになるのではなく、ニュースが事件を作る。これはまずい。

 議員が子連れで議会に出席したところで何の問題解決にもならない。
 そもそも議員というのは、働く女性のための法や制度を整備し、必要に応じて予算をつけるのが仕事だろう。

 私の想像するところでは、こういった行動を支持する女性は少ない。職場に子ども連れて行くことなんぞ望んでいない。欲しているのは、安心して仕事に臨める環境だ。
 議員なんだから、そっちをまず考えてね。そんなところだろう。

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ああ、またテレビのニュースに誘導されそうになってしまった。危ない危ない。

最近よくそう思います。

だから、いくつかの報道番組、新聞を比較したりして出来るだけ自分の考えを持ちたいと考えています。

でも、まず最初の真実の伝え方になんらかの操作があったなら、これはどうしたら良いのか。

谷川俊太郎の『生きる』という詩
の中に確か、

かくされた悪を注意深くこばむこと

といった一文があり、はっとさせられたことがあります。

あちこちに隠された悪をかき分けて、真実にたどり着く眼を持たねば、といつも言い聞かせています。
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梅野弘之

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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