疑問を持ち続けられるのは一つの能力だ

 疑問を疑問のまま持ち続けられるかどうか。

 中学生諸君、キミらは分からないとか解けないとかいう問題にぶち当たることがあるだろう。
 そんな時、うんうん唸りながら、その場で解決したい。そう思うのは正しい。粘りに粘って答えにたどり着こうとする。いいことだ。

 しかし、それでも分からない、解けないときはどうするか。
 その場はあきらめる。
 まあ、いいだろう。そればかりやっているわけにも行かない。

 さて、重要なのはここから先だ。
 出来る子は、分からない、解けないのまま、頭の中に保存する。どうやら、そういう場所が脳内にあるようだ。いつか分かってやるぞ、いつか解いてやるぞの意志と共に保存する。だから、頭の中がいつも疑問でいっぱいだ。何かスッキリしない気分だが、それに耐えることができる。
 一方、出来ない子は、その場はあきらめるまでは一緒だが、保存をしない。きれいさっぱり忘れる。

 勉強というのは面白いもので、その時はどうにも理解不能であっても、時を変え、場所を変えて考え直してみると、突如分かったりすることがある。また、別の知識が加わると、その知識の力を借りて、解けてしまったりもする。
 「目から鱗が落ちる」という言葉があるが、ある日突然、疑問が解けることがあるのだ。その時まで、脳内に保存し、時々出して考えてみては、また再保存する。

 その場で何だって解決できれば、それに越したことはないが、難問であればあるほど、すぐには答えが出ない。
 その場合は、分からない、解けないのまま脳内保存する。この保存スペースは広ければ広いほどいい。

 分かんないとイライラするだろう。解けないと悔しいだろう。
 でも、そういう感情と共に、とりあえず疑問を疑問のままとして頭の中に保存できるかどうかは一つの能力と言えるかもしれないね。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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