バブリーダンスって、バブル崩壊後なんだけど

 先週、坂戸市にある山村国際高校に行ってきた。ここのダンス部はなかなかの強豪で、今年の「日本高校ダンス部選手権」で優秀賞を獲得している。ちなみに同大会で準優勝したのが、今やテレビやイベントに引っ張りだこの大阪府立登美丘高校だ。
 「全国高等学校ダンス部選手権」というのもあって、こっちは優勝が登美丘高校で、山村国際は3位。
 すごいでしょ。

 で、その山村国際高校に、埼玉新聞社が主催する某イベントへの出演依頼をしており、その打ち合わせということで行ってきたわけだ。我ながら、いろんなところに首を突っ込んでいるね。
 
 ついでに言っておくと、同じダンスでも創作ダンスというジャンルがあって、こちらの系統では埼玉の場合、栄北とか埼玉栄などが全国レベルで活躍している。

 登美丘高校のバブリーダンス。これはもう、みんなYouTubeとかで見ていると思うが、バックに流れるのは荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」だね。1986年ごろのヒット曲だ。今の高3が1999年生まれ、中3が2002年生まれだから、かれらが生まれるずっとずっと前の話だ。

 1986年というのは、ちょうどバブル景気が始まったころだが、当時は「バブル」という言葉を口にする人はいなくて、何だか、やたら株価が上がるなとか、地価が上がるなと思っていただけだ。
 1991年ごろにバブルが崩壊したと言われているが、それは後の研究によりそのように解説されているだけで、1992年も1993年も、人々は相変わらず好景気、より正確には好景気の余韻に浸っていた。

 「ジュリアナ東京」というディスコがあって、今でもバブル景気の象徴みたいな扱いで映像が流されるけど、開業は1991年だから、すでにバブルは崩壊してたんだね。でも、誰も気がついていなかった。

 経済現象の恐いところは、その時代、渦中にある人々には実態が分からないことだ。いつだって人々が、そのことの真の意味を知るのは、1年2年、下手したら5年10年経ってからなんだ。
 
 今の日本は、各種の経済指標を見る限りでは「好景気」なのだが、人々は「実感がない」と言う。私も実感なんてない。
 現政権に批判的な人々は、そこを問題にするのだが、実感するのは、その時代が過ぎ去ってからである。ずっと後になって、「あの頃は良かったよね」と振り返って思うのである。

 だから、高度経済成長期もバブル景気も経験してきた私としては、仮に現在が好景気だとして、それを実感するのが、できるだけ後であって欲しいと思うのである。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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