昌平ラグビー完敗。でも、いい負け方だ

 全国高校ラグビー。
 初出場の埼玉代表・昌平は、2回戦で昨年優勝校の東福岡に68対7の大差で敗れた。完敗である。コテンパンにやられた。
 だが、いい負け方である。

 中途半端に善戦したりすると、「あれ、オレたち結構いけるんじゃない?」と選手が勘違いする恐れがある。
 18年連続出場。この10年間に6回も優勝しているチームに、ぽっと出のチームが通用するわけないじゃないか。
 1トライ1ゴールの7点。もうちょっと何とかなったんじゃないかという思いもあるが、それが何とかならないのが全国の壁っていうやつなんだよ。技術もさることながら、体格・パワー・スピード、全部違う。
 だからコテンパンにやられた。だが、やられたことで昌平は「埼玉のお山の大将」から、「全国大会仕様」のチームに生まれ変わるキッカケを得た。だから、いい負け方なのである。

 私には経験がないので想像するだけだが、県大会を勝ち抜き全国に出るためのチーム作りと、全国に出て勝つためのチーム作りは、根本的に違うのだと思う。
 県大会を圧勝しても、チーム作りが「県大会仕様」である限り、全国では活躍できない。
 今夏の花咲徳栄の優勝も、甲子園に出るための野球から、甲子園で勝つための野球に転じた結果だろう。

 全国大会は出るだけでも大変で、価値あることだから、出るだけじゃダメだなんて思っていない。ただ、昌平の御代田監督はまったく知らない仲というわけでもないので、ついつい期待が大きくなってしまうのである。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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