FC2ブログ

先生の働き方を考える1年にしてみよう

 2018年の1本目。

 働き方改革が叫ばれている。
 それは生き方にも通じるものだから考えたほうがいいね。

 私は学校の職員研修会などに呼ばれて話をすることがある。
 余談だが、先生方は聞く態度が悪い。面白いもんだね。人に話すのが仕事なんだから、聞き方も上手そうなもんだが、これが全然ダメ。ふだん生徒に求めてる態度を自分でやってみなよ。

 さて、研修会での話の中身だ。
 先生の仕事を、「教育的な仕事」と「非教育的な仕事」に分けて考えてみよう。「非教育的な仕事」はどうも聞こえが悪いから、「事務的な仕事」と言い換えようか。いわゆる「雑務」と考えてもらっても差し支えない。

 ここで言う「教育的な仕事」は、生徒に直接接する仕事である。接するのであってタッチしてはいけない(ここは笑いを取りに行っているのだが、先生方は絶対笑ってやるもんかという態度を取るんだよ。だからやりにくい)。

 「非教育的な仕事=事務的な仕事=雑務」は、合理化を図っていい。だが、「教育的な仕事」、すなわち授業や進路指導・生徒指導、学校行事、部活動などは、合理化にはなじまない。
 先生方は、「教育的な仕事」により大きなエネルギーを割くために、「非教育的な仕事」については徹底した合理化を目指してもらいたい。教育そのもの以外は外部委託することだってできる(「だから、パンフレットやホームページを作る仕事などは当社にまかせてください」、と、これも笑って聞いてくれればいいんだが、「なんだコイツ、営業に来てるのか」という厳しい視線で見つめてくる。真面目に受け取るにも程がある)

 先生方の多忙感。
 経験の範囲で述べれば、その多くは「非教育的な仕事」がもたらすものである。「教育的な仕事」については、聞かれれば「忙しい」と答えるが、それが苦痛だと思ったことは、少なくとも私にはなかった。なぜならば「生徒の成長」という極上の対価を得られるからである。そのために先生になったんでしょう。それがただひたすら苦痛だと言うなら、さっさと先生辞めなさい。

 以上が、上から目線で知られた私の先生向け講演の一部である。

 新年早々、我ながら予想外の堅い話になっているが、先生方の働き方改革を考える時、長時間労働の是正という方向からのアプローチは、どうも違うんじゃないかと思っているのだ。
 この問題、1年かけて考えてみようと思う。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
当ブログを訪問された方
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード