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入試問題の作成は外注でもいいかな

 ここ数日同じようなテーマが続いている。
 今日は、入試問題の作成は外注でもいいんじゃなかという話である。
 部活の指導だって外注しようかって話が出ている時代なわけだし。

 前にも何回か書いていると思うが、私は先生の仕事を大きく二つに分けて考えている。
 1 生徒と直接関わる仕事
 2 生徒と直接には関わらない仕事

 生徒と直接関わる仕事というのは、目の前に生徒がいないと成立しない仕事だね。一番分かりやすいのは授業。
 生徒と直接関わらない仕事は、学校業界で「雑務」と言われている仕事だ。主に事務仕事。やたら多い会議もこっち。

 で、次に考えるのは、合理化ということ。(一応、断っておくが、合理化というのは「手抜き」とは違うからね)
 1 生徒と直接関わる仕事 ←合理化できない。するべきでない。
 2 生徒と直接には関わらない仕事 ←合理化できる。すべき。
 と、こんなふうに私の頭の中では分類されているわけである。

 さて、入試問題の作成である。
 私の分類では、「2 生徒と直接関わらない仕事」であるから、合理化の対象である。
 よって、コスト次第では外注も可、と簡単に結論が出てしまうわけだが、中には、入試問題は学校側から受験生に向けたメッセージであるとか、入試問題自体を学校のウリにしたいとかで、自前の作成にこだわる学校もあると思うが、それはそれでいいのではないか。

 しかし、そういったこだわりが特にないのであれば、問題作成や採点は自前である必要はない。
 実際、公立高校などは、県のお仕着せの問題で入試を行っているわけで、公立で自前というのは全国的に見てもごく一部である。また、埼玉県では模試の成績を事実上の合否判定に用いている私立も多く、これなども形を変えた外注である。

 学校は、あるいは先生は、なぜ業務の合理化によって時間を生み出さなくてはならないか。それは、持てるエネルギーを「1直接生徒と関わる仕事」に振り向けるためである。別に楽して給料もらうためじゃない。

 放課後、生徒と遊んでやるんだって先生の仕事のうちだ(ま、生徒が望めばってことだが)。
 学校ってところは、傍から見たら、何やってんだか分かんない時間や場面が多いもので、世間からは「先生は気楽でいい」とか「遊んで給料もらえて結構なご身分」とか文句を言われそうだが、そういうのも全部ひっくるめて学校の役割、先生の仕事、っていうのが私の考えだ。

 だから、そのために、合理化できる方の仕事は、とことん合理化して行こうぜとなって、じゃあ入試問題の作成は外注でもいいんじゃないか(丸投げでは困るが)となるのである。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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