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生きがいと「生きる意味」のビミョーな違いを考える

 私に定年はないが、組織に属する人の中には、この春60歳や65歳の定年を迎える人も多いだろう。
 ちなみに私は、すでに60歳も65歳も通過。辞めるきっかけもつかめず、ダラダラと仕事を続けている。

 定年の経験がない私が言うのも何だが、仕事は続けたほうがいいと思う。仮に老後の生活に不安がなくてもだ。

 このことは前にも書いたかもしれないが、私の先輩先生たちを見ると、定年後も非常勤講師をやったり私立に再就職したりで、ずっと仕事を続ける派と、どちらかというと趣味の方向に走る派がいた。
 定年後しばらくは、趣味派の方が元気良く楽しそう。仕事派は冴えない(感じ)。まだ若かった私は、趣味派を羨ましいと思った。

 ところが、5年、10年と経つうちに、元気だった趣味派が次々と亡くなって行く。仕事派は相変わらず。
 自分の知り合いという狭い範囲の知見なので、統計的にどうなのかは分からないが、この趣味派が短命な理由を私なりに考えた。

 人間は社会的動物である。社会的動物は、社会との関りを絶ったり、社会から必要とされなくなると、「生きる意味」がなくなり、死に向かう。
 生きがいと「生きる意味」は、似ているがイコールではない。趣味には生きがいはあるが、「生きる意味」は見つけられない(または見つけにくい)。
 職場や家庭であてにされ、頼りにされることは重荷であり、ストレスにもなるが、そこに「生きる意味」を見いだせる。今ここで死ぬわけにはいかん。

 私は別に趣味というものを否定しているのではなく、趣味は持った方がいいと思っている。
 ただ、私より若い世代の人言っているのは、仕事を辞めたら後は趣味という具合に分けるのではなく、仕事をやっているうちから趣味を始め、定年後、趣味に重きを置く生活になっても仕事は完全には辞めない方がいいんじゃないかということだ。

 以上、余計なお世話であった。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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