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都立の基準に照らし埼玉版進学重点校を考えてみた結果は

 東京都立高校には「進学指導重点校」というのがある。
 日比谷・西・国立・八王子東・戸山・青山・立川の7校だ。
 このほか、「進学指導特別推進校」が7校、「進学指導推進校」が13校ある。

 「進学指導重点校」に指定されるためには、大きく2つの基準をクリアする必要がある。
 基準1はセンター試験に関するもので、5教科7科目受験者が在籍者の6割以上いるなどである。基準2は、難関国公立大学の現役合格者が15人以上いることだ。

 さて、今日のお題は、この基準を埼玉県公立高校に当てはめたらどうなるかである。
 今回は、基準2だけで考えてみる。

●第1段階
 難関もくそも、そもそも国公立大学合格者(現浪含む)が15人を超えていないと話にならないではないか。
 ということで、現浪含む国公立合格者が15人以上の学校をピックアップしてみた。なお、データは昨年度のもので、私の会社が独自にアンケート調査した結果である。
 伊奈学園・浦和・浦和一女・浦和西・大宮・春日部・春日部女子・川口北・川越・川越女子・熊谷・熊谷女子・熊谷西・越ヶ谷・越谷北・所沢・所沢北・不動岡・本庄・松山・和光国際・蕨・市立浦和・大宮北
 以上24校。
 入試で「学校選択問題」を採用している学校は、川越南を除いてすべてこの中に含まれている。

●第2段階
 東京都で難関国公立大学としているのは、東大・京大・東京工業大・一橋大・国公立医学であるから、これらに合格者を一人も出していない学校を除外しよう。
 残ったのは次の学校だ。
 浦和・浦和一女・大宮・春日部・川口北・川越・川越女子・熊谷・越谷北・不動岡・市立浦和 
 以上11校。
 かなりしぼられてきた。

●第3段階
 難関大学15人をクリアできるかどうか。本来は現役のみだが、とりあえず現役と浪人の合計でみてみよう。
 クリアできたのは次の学校だ。
 浦和・大宮
 なんと、この段階で2校になってしまった。
 国公立医学部を除いて浦和は73人、大宮は38人だから、現役15人はクリアできているだろう。
 惜しかったのは川越で13人(現役だと11人)。以下、市立浦和11人、春日部10人、浦和一女8人(いずれも現浪合計、医学部含まず)。その他の学校は1人か2人だ。

 というような具合で、都立進学指導重点校の基準に照らすと、それをクリアできそうなのは浦和・大宮の2校。少しおまけして、川越・市立浦和・春日部・浦和一女までの6校なので、これが埼玉版進学指導重点校という、誰もが予想できる結果であった。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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