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真実も100回言わないと本当にならない

 「嘘も100回言えば本当になる」。
 ナチス・ドイツの宣伝担当相・ゲッペルスの言葉という説があるが、研究したことはないので、正確なところは分からない。
 ただ、よく使われる言葉であることは確かだ。

 マスコミによる安倍政権に対するネガティブキャンペーンを見ていると、この「嘘も100回言えば本当になる」の手法を用いているように思えるが、それはさておき、われわれには何度も繰り返し同じ事を聞かされると、たとえそれが嘘や明確な根拠のないものであっても、次第に真実だと信じ込んでしまう傾向はあるようだ。

 さて、ここからは学校や塾の広報の話である。
 「嘘は~」の話は一旦頭から消してもらおう。
 私が提案したいのは、「真実も100回言わないと本当にならない」である。
 
 選挙の時、候補者が名前を連呼する。CMで繰り返し商品名を流す。
 しつこいと思われそうだが、結局、これが一番の方法なのだ。
 口では「もっと政策について聞きたい」とか、「商品の詳しい説明を聞きたい」とか言っても、それをやったら、今度は「難しくて分からない」と言い出すに決まっている。

 先生方は、ていねいに、詳しく説明する。
 職業上身についた習慣だ。
 授業ならそれでいいかもしれないが、広報や営業活動では逆効果になる場合もある。

 ていねいに、詳しく説明したとき、聞き手の心に残るのは、ていねいに詳しく説明してくれたという態度についての印象だけで、内容は残らない。
 それはそれで、一つの効果であるから、一概に否定するものではないが、自校(自塾)のアピールを考えるなら、できるだけ単純なフレーズにして、それを何回も繰り返したほうがいい。または、いろんなことを1回ずつ言うより、一つのことを何回も言ったほうがいい。

 新年度に入り、各地で進学フェアが開かれ、学校説明会も本格化する。
 これは前に言ったからとか、毎回同じセリフで飽きられるんじゃないかと躊躇せず、アピールポイントは何度でも繰り返そう。100回ぐらい言うと、聞き手のほうも、「これはよほど大事なことなんだ」と思ってくれる。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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