能力がありながら残念な人にならないために

 米山隆一さん、惜しいね。
 女性問題で辞任した前・新潟県知事だよ。

 この人の学歴・経歴はものすごいんだ。興味ある人はWikipediaでも当たってみてほしいが、灘高校から東大医学部で、医師であると同時に弁護士。選挙で何回か落選したけど、それ以外は連戦連勝。
 ただ、人間的にはどうなんだろう。知事になってからも、いろんな人のブログやツイッターの発言に片っ端から噛みついて、「俺が正しんだぜアピール」ばかりしてたから、好きになれなかったね。女性にもてないのもそのへんに問題ありそう。
 しかし、まだ50歳と若いから出直せばいい。

 こういう目もくらむような学歴・経歴の持ち主が失敗すると、これでもかと叩きまくって人々は留飲を下げるわけで、私もその一人だが、その半面いつも「もったいないな」という気持ちで見ている。

 ただの受験秀才という見方もあるけど、やっぱり基本的に能力は高いんだよ。だけど、その能力の使い方が間違ってる。使い方さえ間違わなければ、世のため人のために貢献できるんだが、惜しいね。

 私はいつも出来る中学生・高校生に言っているんだ。この場合、出来るというのはとりあえずお勉強が出来る、お勉強が出来るは偏差値が高いなんだが、そういう生徒に言う。
 「いいか、まず人並み以上の頭脳と身体に産み、育ててくれた両親に感謝しろ」
 誰のおかげで今があると思ってるんだ。思い上がるなよ。

 「次に、恵まれた頭脳の使い方なんだが、半分は自分のためでもいいが、少なくとも残りの半分は、他人のために使え。だからいいか。今晩から2時間は自分のためと思っていいが、残りの2時間は他人のためにやれ」

 なんてことが、中高生に理解できるのかなとも思うが、基本的に能力の高い子に言っているのだから、ある程度は通じるだろう。

 「何のために勉強するんですか?」
 「はい、世のため人のためです」。
 「自分のためじゃダメなんですか?」
 「それでもいいです。ですが、自分のためが、結果として他人のためでもあるような方法を考えなくちゃいけません。キミの能力はそのためにあります」

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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