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イチロー引退?報道で思ったこと

 イチローは引退したのか、していないのか。
 どうもはっきりしないわけだが、スポーツ選手の引退の形や定義は競技ごとに異なっているし、一般社会におけるそれも、形はさまざまである。

 イチローはちょっと変人(並みの人間じゃないという意味で)なので、永遠に引退という形を取らない新しいスタイルを模索しているのかもしれない。

 野球選手が引退する際に、「ユニフォームを脱ぐ」とか「バットを置く」、「マウンドを去る」といった表現が用いられる。
 サッカーの場合なら、「ピッチを去る」、「スパイクを脱ぐ」。
 ユニフォームを着用する競技では、このように「脱ぐ」が一般的だが、相撲の場合は、「まわしをはずす」とみっともないので、「土俵を去る」または「まげをおとす(切る)」である。水泳選手が「水から上がる」のはいいが、「水着を脱ぐ」のは危険だ。

 先生の場合は、通常定年制が敷かれているので、本人の意志に関わらず自動的に「教壇を去る」ことになるが、近年は再雇用(再任用)の制度が確立してきたので、65歳、ことによったら70歳過ぎても現役を続けられそうだ。

 もうこれ以上働きたくないとか、別の仕事をしたいという人は、それぞれの道を歩めばよろしい。
 一方、引退せず生涯現役を貫こうと考える方もいるだろう。人生100年時代と言われているから、引退しない生き方があってもいい。

 そう考えると、「今年はもう試合に出ません。でも、来年は分かりません。試合に出なくても選手なので練習は続けます」というイチローのやり方は、今までの常識では理解できないけれど、何か新しい時代の生き方を暗示しているようでもある。

 マスコミやファンは、イチローが記者会見を開いて「本日をもって現役を引退します」とか、「日本球界に復帰します」みたいなイメージしか持っていなかったと思う。私もだ。
 それをものの見事に裏切ってくれたイチローは、やはり常人ではない。これからも大いに楽しませてもらおう。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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