素人に「学生」と「生徒」の使い分けはいらんだろう

 尾木ママこと尾木直樹さんが、大学生は「生徒」ではなく「学生」と呼ぶべきであるとご自身のブログの中で述べておられる。
 それがヤフーニュースなどに取り上げられていた。
 
 中学高校で教員経験があり、大学でも教鞭をとられた尾木ママさんは、テレビに出演するタレントや司会者が大学生を「生徒」と呼ぶことに違和感を持たれているようだ。
 気持ちは分かるな。
 私もそういうケースよくあるから。

 小学生は「児童」、中高生は「生徒」、大学生は「学生」。
 私は教員経験者なので、書いたり話したりする時は、使い分けるようにしている。昔は普通に使っていた「父兄」「父兄会」は「保護者」「保護者会」と言うようにしている。

 でも、一般の方にはそれを求めない。
 私の中では、これらは専門用語、あるいは業界用語と言うべきものであるから、教育関係者にはきちんと使い分けようぜとは言うけれど、一般の方が使い分けできていなくても、まあしょうがないかなという程度である。

 内申書と言われるものがある。
 内申書という実物はないのだが、人々は調査書のことをそのように言うので、学校の先生や塾の先生も、それに合わせる。内申書という言葉が出るたびに、いちいち訂正するのも面倒だ。同じものを指しているのがはっきりしており、そこで誤解が生じるわけでもないから、いいではないか。

 尾木ママさんの主張は、素人に専門家と同様の用語の使い分けを求めているようで、私はむしろ、そっちに違和感を覚える。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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