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栄東が英語のテスト内容を変更、そうだろう

 「基礎知識を前提としないアクティブ・ラーニングはただの遊びだ」
 って、そこまで言っちゃいますか。
 これ、本日栄東中学高校の塾対象説明会あり、高校第3学年主任のお言葉。

 栄東は、10年以上前からアクティブ・ラーニング(以下、AL)を唱えている「元祖!AL」みたいな学校だから、世間が最近になって大騒ぎしているのを見て、「何を今頃」と思っているのかもしれない。

 ALは方法論である。目的に到達するための手段である。
 教育の目的が達成できるなら、アクティブでもパッシブでも別に構わないじゃないか。

 手段の目的化。
 これはよくあることで、いつのまにか手段であったことが目的に転じてしまう。ALをやることが目的になってしまう。
 いろんな学校を見ていると、たしかに「ALやらなくちゃ」とそれ自体を目的にしてしまっている学校もあり、注意が必要だ。
 まあ、栄東の場合は年季の入り方が違うから、そんな間違いをおかすことはないだろう。

 田中校長は、「基礎基本の徹底」を強調されていた。
 激しく同意。
 「不易と流行」は教育界でもよく使われる言葉だが、流行という言葉で表せられる「最新で」「先端的で」「未来志向の」教育が学校に求められるのは当然だが、一方で人類の叡智の結晶である「不易」の部分が疎かになってはならない。「基礎基本の徹底」は、そのあたりを言っておられるのだろうと、私は理解した。

 31年度入試では、英語の出題内容を変えるという。
 マークシート方式は変わらないようだが、前半の発音問題、空所補充問題、整序問題をやめて、長文読解中心の問題構成にする。リスニングを加え試験時間を60分にする。
 そうだろう。
 埼玉を代表する私立が、いつまでも目をつぶっても出来るような問題で入試をやっていてはいけない。
 これは朗報だ。
 栄東がこういう方向に踏み出せば、他校が追随し、埼玉私学全体のさらなるレベルアップにつながる。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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