生徒が集まらない原因はそこじゃないから

 平成31年度入試の実施要領と、各校の選抜基準が発表されたので、塾の先生方は暇なとき(はないと思うが)、見ておいて欲しい。

 31年度公立入試 各校の選抜基準

 私は今、「埼玉県公私高校進学ガイド」という自社発行書籍を制作中で、その中で必要があるので、全校全学科に目を通す。
 
 何でもそうだが、繰り返しやっていると勘が働くようになる。
 前年と変更になっている学校が分かるのだ。

 変更になっている学校は、募集で苦戦している学校の中にある。
 今の方式になった最初のころは、年度ごとに結構変更があったのだが、さすがに最近は安定して、前年通りの学校が多い。変えてくるのは募集で苦戦している学校だ。

 まあ、変えた理由は各校さまざまと思うが、選抜基準をいじっても、そこは募集と関係ないから。
 分かってると思うけど。

 私立が相談基準(「偏差値など)を変えると影響はあるが、公立の選抜基準は、募集(受験者数)とほとんど関係ない。受験生はそこを見て決めてるわけじゃないから。

 受験生が集まらなくて苦労している学校は、精神論っぽくなるけど「汗をかくこと」しかない。
 説明会や相談会の数を増やす。
 中学校や塾への訪問回数を増やす
 いわば営業活動だが、こういう泥臭い活動なしに受験生は増やせない。

 媒体(新聞雑誌)などへの露出を増やすのも有効だが、お金がかかる場合がほとんどだ。しかし、露出が増えて知名度が高まっても、これはいわば種まきみたなものなので、刈り取りは人力でやらなければならない。ということで、やっぱり「汗をかく」。
 だから、えんぴつなめなめ数字をいじくったぐらいじゃ何も解決しないぞ。と言っておこう。

 ただ、現実を前にして何もやらないよりはましだ。
 次にやることは、「選抜基準が変わりました」というのを話のタネに中学校や塾を回ることだ。 

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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