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開智高等部、もしかしたらこれがホントのアクティブラーニングかもしれない

20180905開智高等部
 何、このバッグ? 2泊3日、校内の専用宿泊所で合宿中らしい。

 午前中、開智高校(高等部)の塾対象説明会に出席。
 そのまま残り、午後は「よみうり進学メディア」用の授業取材。

 見学したのは高校2年の化学。理系トップレベルのクラスで男女合わせて28人。ちょうどいいサイズだ。
 塾の先生はよくご存知だが、公立の先生のためにお知らせしておくと、この学校の上位クラスは偏差値70以上ないと入れない。そういうレベル。
 
 チャイムと同時に始業の挨拶。で、次の瞬間、「今日は(取材が入っているので)いつもより黒板ていねいに書くよ」(笑)と言いながら、もう本題に入っている。
 前回の復習もないし、小テストもないし、生徒の集中を高める前フリもなし。いきなり本論。こういうの、一度でいいからやってみたかった。

 授業のスタイルは、いわゆるアクティブ形式でもなければ、はやりのタブレットを使うわけでもない。生徒が教科書の問題を解き、先生がそれを解説して行くという伝統的なスタイル。
 と、言葉にすれば、なんか、つまらなそう。
 なのだが、さにあらず。これほど活気にあふれた授業はそうそう見られるものじゃない。

 先生からの発問(生徒に質問すること)はかなり多い。それに対する生徒の反応(リアクション)も素早い。先生は、「指名されたい人、指名されたくない人は、それぞれそういう素振りを示してね」と言っておきながら、わざと下を向いている生徒を指したりするが、生徒の方も慣れたもので、「やっぱり来たか」と、友達の助けを借りながら、何とか答える。この授業は、相談自由なので、生徒は適宜前後左右の友達と相談している。
 先生が板書を間違えたときは、間髪入れず生徒が指摘してくる。「あっ、そうだ。ゴメン」と素早く訂正され、また何事もなかったように次に進む。

 生徒が机を寄せ合ったりはしていないけど、この授業、立派にアクティブラーニングになってるね。
 午前中の説明会で、先生が指示命令して「教える授業」から、生徒が「自ら学ぶ授業」への転換を図ってきたという説明があったが、この授業を見て、「なるほど、このことを言ってたのね」と納得した。

 授業後、担当の式先生に聞いたら、東大や旧帝大レベルに受かる力を持った子たちで、早慶なら普通に受かるんじゃないかということだった。
 最初にも言ったように、そういう最上位クラスの授業という条件付きではあるが、この学校の授業改革が着々と進んでいる姿を目の当たりにした今日の取材であった。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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