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直球一本やりの若手の授業も頼もしい

 20180919開智未来野中先生

 開智未来中学高校の塾説明会。
 この学校では毎回、説明会に先立って公開授業がある。私のねらいはこちら。

 グルグル回るか、一つをじっくり見るか。
 どちらにするかは時と場合によるが、基本的には「じっくり見る派」だ。

 いつも勉強になる加藤友信校長による情報の授業も見たかったが、今回は1年目の若手・野中先生の世界史を見ることにした。
 しかし、1年目の若手を公開授業に持ってくるとは開智未来も大胆だね。だって、新人の授業なんて、申し訳ないけど穴だらけですよ。いちいち論評する気にもならない。

 それでも、こうして外部の目にさらそうというのは、期待の表れなんだろう。
 開智未来の世界史と言えば、人間国宝級の工藤智先生の授業が有名だが、その薫陶を受けた野中先生を将来の大黒柱に据えようということだと理解した。
 
 技術的には未熟だが、教室の隅々まで響く張りのある声は若者らしく爽やかだ。動作も機敏だ。
 そんな外形的なことより授業の中身だろうと思われるかもしれないが、中身は言葉と表情と動作によって生徒に伝えられる。
 かぼそい声、変化のない表情、緩慢な動作では、どんなに良い中身であっても生徒には伝わらない。だから、外形的なことは大事なのだ。

 まだ若いから仕方がないし、それでいいと思うが、すべて剛速球みたいな授業になっている。少しは変化球も投げたらと思うが、この年で、そうたくさんの球種を持っているはずがない。だから、生徒の方は、たぶん「一つ一つは理解できるけど、結局何が大事なの?」と思っている可能性がある。若手の授業ではよくあることだ。

 今は言わない。ここでは触れない。あえてサラッと流す。
 ベテランの先生は、このあたりの呼吸が実に巧みなわけだが、数えきれない失敗を経てたどりついた境地だからね。若手にそれを求めてはいけない。
 多少コントロールは悪くても、今はど真ん中に直球をグイグイ投げ込みなさい、と、そんなところかな。で、それはできていたと思うよ。ガンバレ未来の星、野中先生。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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