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年賀状よ、お前はもう死んでいる

 ここ2年間、年賀状は出していない(一昨年は母の喪中という理由があったが)。
 私の中ではすでにオワコンだ。
 
 自分の人生は終わりに近づいている。これから出会う人よりも、亡くなって行く知り合いの方が多いから、放っておいても年賀状のやり取りは減るだろう。

 新年のさまざまな風習が残るのはいい。
 「新年おめでとう。今年も健やかに楽しく暮らそうね」と、互いに言い合うのは良き伝統として、この国に残しておこう。
 が、その手段が年賀状でなければならないかというと、そこは違うのではないかと思うので、個人的には紙の年賀状は廃止する。

 幸いにもというか、私はTwitter、Instagram、Facebook、LINE、YouTube、Blogなど一通りの通信・コミュニケーション手段を利用している。これで十分。
 ただ、スマホもパソコンもダメという、80代、90代の、昔お世話になった大先輩にはそうもいかんだろう。さすがに紙で出す。ただし、それも元旦にこだわらず、ちょっと遅れて出す。

 今年の年賀はがき発行枚数は24億枚で昨年を7.2%下回っている。盛んにTVCMを流しているし、お年玉くじの商品もかなりグレードアップしているが、基本的にオワコンなのであるから、売り上げ枚数が増えるわけがない。
 もちろん、今のところは新年の挨拶では年賀状を重視する人が、メールやLINEなどのメッセージアプリを重視する人を上回っているが、逆転は時間の問題だろう。

 すでに年賀状を出さない人が4割近いというデータもある。
 出す人が減れば、郵便局員の年末年始の働き方が少しは楽になるだろう。また、日本郵便が、年賀状がオワコンであることを素直に認め、売り上げ増をあきらめれば、さらに楽になる。
 局ごと個人ごとに販売ノルマがあるのは周知の事実で、いつも私の事務所にやって来る配達員の人も、最後は自爆だと嘆いていた。
 ちなみに自爆というのは自爆営業のことで、早い話、自腹を切って買うことである。

 自爆で買った年賀はがきは金券ショップに持ち込まれる。62円ハガキの買取料金は50~58円だから、郵便局員としてはその差額が自己負担となる。
 買い取られたハガキは、60~61円で販売される。浦和駅西口「さくら草通り」の浦和中郵便局の並びや向かいに金券ショップがあるが、そっちで買ったほうが安い。
 郵便局に並んでいる人に「向かいの金券ショップの方が安いですよ」と教えてあげたい衝動にかられたが、ノルマ達成に必死な郵便局員さんに申し訳ないので、そこまではしない。

 美風を残しつつ、時代にあったやり方を工夫する。


 今日の動画「短いスピーチも練習しよう」

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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