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本を贈られたので、大人の礼儀として絶賛紹介しておく

 出版界には「年末進行」という業界言葉がある(あった)。
 私がこの言葉を知ったのは20数年前だが、今でも使われているのだろうか。

 年末年始は印刷・製本といった制作部門が休みになるので、定期刊行物の原稿締め切りが、ふだんより早くなる。これが「年末進行」。
 というわけなので、今日は朝から、1月中旬に出る情報紙の原稿をせっせと書いていたのである。
 と、そこへ、1通のゆうメールが届いた。
 差出人は、前・県立浦和高校校長の杉山剛士先生。

 1冊の本が送られ来た。
 「先生方へ埼玉発のプレゼント ポケットいっぱいの宝物⑥」
 タイトルだけでは何の本だか分からんね。
 ただ、「先生方へ」とあるから、辛うじて教育関係の本だというのは分かる。
  
 これ。
 ↓
 

 Amazonホント便利だね。どんな本でも見つかる。

 さて。
 これは「謹呈本」というやつだ。
 贈呈、進呈、これをもう少し丁寧に言うと謹呈。

 出版界には「献本」という習慣(しきたり)がある。
 新しく本が出たら、知り合いや関係者に本を送る(贈る)。
 以前、謹呈と言いながら、本と一緒に振込用紙を送ってきた人がいたが、これは単なる押し売りである。

 献本する目的。
 第一に、取材等に協力してくれた人々や日ごろお世話になっている方々に、純粋に感謝の気持ちを表すために送る。 「おかげさまで発行にこぎつけました。有難うございました」というわけだ。
 第二に、販売促進や広告目的で送る。「よかったらお知り合いにも紹介してくれませんか」ということだ。

 今回は第二の方だね。
 いいですよ。紹介しますよ。
 でも、読んでない本は紹介できないでしょう。それと、読んでつまらなかった本も。

 (1時間半後)
 はい、読み終わりました。
 おかげで、今日予定していた執筆作業が明日に先送りになったけど。

 出版のきっかけは、「現場の教師の方々の一助になりたい」、だそうだ。
 なるほど、「先生応援ブログ」を書き続ける私とは、きわめて親和性が高い。相性が良い。
 言い忘れたが、この本は、現役の先生15人による分担執筆。

 現役と言っても、小中の校長先生がほとんどなのだが、日々子供たちと接しているだけあって、退職した先生の思い出話や、大学教授や教育評論家の理想論とはひと味違う。
 先生方が読めば、ちょっと自分のクラスで試してみようかとか、明日生徒の前で話してみようかといったヒントが得られそうだ。最近話題の働き方改革や部活動、AI社会、グローバル化などに触れた論考もあり、頭の整理に役立つ。


 15人もの人たちが、思い思いのテーマで書いた原稿を、一つのまとまりのある書物に仕上げるのはさぞ大変な作業だったでしょう。監修の杉山先生、お疲れ様。
 しかし、このような現場の先生方の体験や思いを語り継いで行くことは大事なことですよ。シリーズが10、20と続き、ポケットをはみ出して、カバンいっぱい、本棚いっぱいになることを祈っています。

 今日の動画「講演会、影の主役は先生」

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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