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塾長先生、合格発表を見に行きましょう

 大学受験の世界には昔、「記念受験」という言葉があったが、今はどうなんだろう。

 公立高校入試の場合、制度上、一人で複数校を受けることができないので、落ちて元々とばかりに、自分の力からかけ離れた学校を受ける人はいない。

 中学校や塾の指導が行き届いている結果、合格者と不合格者の間に、それほど大きな実力差はなく、明日改めて試験をやったら、合格者の半数近くが入れ替わるのではないか思うほどである。
 それでも合否は決めなければならないし、受験生にもそれを受け入れてもらわなければならない。発表当日、一番大変なのは受験生や保護者なのだが、高校の先生たちも複雑な思いでこの日を迎えるのである。

 合格発表を掲示板で行うというシステムがこの先何年続くか分からない。
 すでにインターネットでの発表も行われており、先にそちらを見て、合格したら見に行くという人も増えているようだ(書類等をもらう必要もあるし)。
 それでも、一刻も早く結果を知りたいという受験生が、30分も1時間も前から学校を訪れ運命の発表を待つ。

 私は、個人塾の塾長さんたちに発表を見に行くように勧めている。
 毎年そうしている人も多いと思うが、掲出を待つ間のあの緊張感、そしてその後にやってくる歓喜と落胆の瞬間。それを全身で受け止めてほしい。
 成功も失敗も、すべて皆さんの長きにわたる指導の結果なのだ。合否結果を知るだけなら電話やLINEで事足りるが、受験生や保護者の皆さんの喜びや悲しみの姿をその目に焼き付けてほしい。

 そのためには、どこでもいい、現場に足を運んでほしい、そう思うのである。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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