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たぶんハズレと言われていた元担任の言い分

 今年の担任はハズレだのなんだのと文句を言っているお母さん、こっちから言わせれば、あなたのお子さんもハズレですよ。

 それとお母さん、あなた自身もハズレ。
 大した根拠もなく、人やモノをアタリだハズレだと断じるのがクセなんでしょうね。亭主はハズレ、そいつを産んだお姑さんもハズレ、あの美容室はハズレ、あそこの病院はハズレ、今度の車はハズレとかね。そうやって生きてきた。そうやって子供を育ててきた。

 たぶん、これから先も、入った高校・大学がハズレ、入った会社がハズレ、上司がハズレ、選んだ嫁さん(婿さん)がハズレとやって行くんでしょうね。要するに、考え方があくまでも自分中心。自分が気に入った人やモノはアタリ、気に入らない人やモノはハズレ。

 だから、あなた自身がハズレ、そんなあなたに育てられた子もハズレ。

 と、なりそうですが、心配は要りません。
 私はあなたの担任ではありません。あなたのお子さんの担任です。私たちは、児童・生徒をつかまえてアタリだのハズレだの言いません。

 そりゃあ手を焼く子はいますよ。暴力を振るう子もいる。弱い者いじめをする子もいる。無気力な子もいる。勉強がからっきしダメな子もいる。
 こういう子たち、あなたに言わせるとハズレですよね。

 でも、私たちはどんな子を受け持っても、この子はアタリ、この子はハズレなどとは言いません。というか、思うことすらありません。どうしてもと言うなら、全員アタリでハズレなし。

 目に見える短所は誰だって指摘できるけど、目に見えない長所に気づいてそれを伸ばすのが先生の仕事ですよ。それが出来たときは、ホント先生やってて良かったと感じますね。先生の醍醐味ってやつですよ。

 子供たちは家で先生の文句言ってますよね。厳しい、うるさい、つまんない、分かんない。
 たいていは自分のことは棚に上げてなんですが、自分自身を客観視できるようになるのは、まだもう少し先のことなので仕方ないですね。成長を待ちましょう。

 人からアタリ、ハズレと言われることはあっても、自分からはアタリ、ハズレと言わない。これが先生のプライドってもんです。
 あっ、お母さんハズレと言っちゃいましたね。
 訂正します。
 全員アタリの子供たちを産んで育ててくれたお母さんにハズレがあるわけないですよね。失礼しました。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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