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いつもの授業見学。これが見たくて開智未来中高へ

 最初は遠いと思ったところでも、何度も足を運んでいると距離がだんだん縮まってくる。
 今日は加須市の開智未来中高の塾対象説明会に行ってきた。
 外環と東北道という2つの高速道を使っているせいもあるが、浦和の事務所から1時間ちょっと。同じ加須市内の花咲徳栄高校だと50分で行ける。

 ただし今日は、その後ふじみ野市まで行ったので、さらに圏央道、関越道を使う羽目になった。埼玉県内を走る4本の高速を一日で制覇。って、それがどうしたって話だ。

 説明会に先立ち、授業見学。これはいつものパターンだ。
 4月から校長に就任した加藤友信先生の情報の授業を見る。前校長の関根均先生もそうだったが、この学校では校長も授業をやるんだ。忙しいのによくやるわ。

 以下、写真で本日の模様を紹介しておこう。

 授業を見せるなら、これぐらいの配慮は欲しいね。見学コースの教室前には、学年・教科・担当者が貼ってあった。
 20180530開智未来01

 代数と幾何を分けて教えているのかもしれないが、中一の5月にしてはペース早いな。
 20180530開智未来02

 英語の教科書&問題集は中高一貫校の定番「ニュー・トレジャー」(Z会出版)だ。普通の公立中学校だと難易度高過ぎて使えない。
 20180530開智未来03

 加藤校長による情報の授業。いやあ、勉強になるね。見学であることを忘れて聞き入ってしまった。
 20180530開智未来04

 生徒による学校紹介。生徒のプレゼン力、どんどん進化しているね。
 20180530開智未来05




 

「東部私学の集い」。連休スタートはいつもここから

 東部私学の集い(春日部ふれあいキューブ)を見て来た。
 埼玉県東部地域の私立による合同説明会である。

 最初、春日部共栄、独協埼玉、開智の中高一貫3校で始まった。
 その後、岩槻市がさいたま市と合併したため開智が抜け、花咲徳栄、昌平や、新設された開智未来、叡明が加わり6校体制となった。
 業者主催ではなく、学校の先生方による、いわゆる手作りの会という点に特徴がある。

 出かける前に6校のホームページをチェックした。
 当然、各校とも今日のイベントについて掲載しているだろう。
 と思ったが、花咲徳栄、独協埼玉、春日部共栄のホームページには案内があったが、昌平、開智未来、叡明は確認できなかった。

 自分たちで企画し運営してるんだから、それぞれの学校はせめて自校のホームページには載せてほしいね。
 去年、私は自腹を切って、このイベントの広告を新聞に載せたんだよ。別に学校から頼まれたわけではなく勝手にやったことなんだが、いま思うとそこまでする必要はなかったみたいだ。今年はやらなくてよかった。

 このイベントでは、各校ブースでの個別相談のほか、同時進行で各校20分ずつの学校紹介が午前午後の2回行われる。
 全部通して聞くと、休憩もはさんで2時間半ほどかかるが、今日のねらいはこれとばかりに、ずっと居続ける人もいる。
 たしかに各校ともエース(校長のことだけど)を投入して、短い時間の中で学校の特色や教育方針などをギュギュっと上手にまとめて説明してくれるので、聞く側にとっては大変有り難い。

 元淑徳与野高校校長の川端幹雄先生は、「公立が水道水なら、私立は井戸水」と仰られた。公立の教育は均質だが、私立の教育には学校ごとに個性があることを指してのものだ。水が合えば伸びるが、合わなければ挫折してしまうかもしれない。

 偏差値だけで選ぶのは愚かな行為である。
 6月に入ると各校の説明会も始まる。この時期に文化祭を行う学校もある。いろいろな機会を通して、水が合うかどうかを確かめるようにしたい。

 2018東部私学の集い01

 2018.jpg


大宮国際中等教育学校の説明会に行ってきた

 大宮国際中等教育学校(31年4月開校)の教育関係者向け説明会(於:さいたま市教育研究所)に行ってきた。名称は教育関係者向けとなっているが、要は私立学校が行っている「塾説」である。

 今年に入ってすぐ、1月6日に児童・保護者対象の説明会を実施したところ、午前午後それぞれ1,100人ずつの参加者があったそうだ。会場のキャパの関係で参加できなかった方も多く、2月に追加の説明会を行うということだ。
 埼玉県初の中等教育学校ということで、人々の関心は高いようである。

 これまで、さいたま市には4つの市立高校があった。
 市立浦和、浦和南、大宮北、大宮西。
 人口130万人を誇る政令指定都市だと言っても、同じような学校を作っても意味がない。(全国にはさいたま市より人口が少ない県が17もある)。
 そこで、それぞれの学校に個性を持たせたいと考えた(と思う)。
 市立浦和は中高一貫校にした。大宮北には理数科を設置した。そして今回、大宮西を閉校して中等教育学校とした。浦和南は放りっぱなしになっているが、サッカー中心に部活の強い学校にすればいいだろう。

 さて、今日の説明会であるが、細田真由美教育長が自ら説明(プレゼンテーション)を行った。
 こういう場合、エライ人はご挨拶だけということも多いのだが、珍しいことだ

 市教委内部では、「教育長がそこまで出しゃばらなくても」という意見もあると想像する。たしかに学校は一人の力で出来るもんじゃないから、そういう考えも分からなくはないが、いつも言うように、こと生徒募集に関しては、それではダメなんだ。
 カリキュラム担当、施設担当、入試担当と、それぞれの責任者が出てきて型通りの話をする。これはダメ。人の心を打たない。

 その点今日は、「今までにない新しいタイプの学校を作る」という強い決意や、熱い思いがひしひしと伝わって来て、非常に良かったのではないかと思う。
 今までに何度も言っていることだが、「説明会」の「説明」という言葉に引っ張られ過ぎて、グダグダ説明するだけの説明会が多いのだが、大事なのは「熱意を伝えること」だ。それは出来ていたと思う。

 いろいろ難しい点があると思うが、できるだけ早い段階で、「初代校長はこの人」と分かるような形にしてもらうと、募集がうまく行くと思う。

 大宮国際中等教育学校01
 

埼玉県産業教育フェアを見に行った

 「埼玉県産業教育フェア」というイベントがある。
 専門高校等の生徒による学習成果発表の場である。
 今年で27回目。11(土)・12(日)の両日、大宮ソニックで行われた。
 
 普通科全盛の時代、専門高校や専門学科は何かと分が悪いのだが、実際に学校を訪れてみると、恵まれた施設・設備、プロフェッショナルな指導陣、目的意識のはっきりした向学心旺盛な生徒と、なかなかのものである。
 学科によっては、適性も問われるが、「何となく普通科に行く」よりも、かえって未来が開けるのではないか。

 会場に入り展示を見ていると、さっそく生徒が声をかけてきた。誠和福祉高校福祉科の生徒だ。この積極性がいいね。就職が決まっている3年生というが、実に見事に学校の特色や教育内容を説明してくれる。校外実習などで社会性を身につけているのかもしれない。

 隣は常盤高校(看護科)の展示だ。ちょうど校長先生がいらしたので、少し立ち話。
 この学校は高校3年間プラス専攻科2年間の5年制学校だ。
 昨年の法改正により、専攻科修了生の大学への編入が可能になったそうである。専攻科修了だけでも十分なのだが、さらに進路の幅が広がったということだ。

 と、ここに進修館高校の副校長先生がやって来て、「この後、発表ステージでうちの生徒が発表しますから」。
 そう言われたら、見に行かなければ申し訳ない。
 県が実施している「次代を担う産業人材イノベーション事業(地域創生イノベーション分野)」の中間発表会だ。
 秩父農工科学、いずみ、新座総合、鳩山、鴻巣女子、進修館の各校が発表。最近の生徒はプレゼンテーションが上手だ。われわれは高校生のとき、こんなこと出来なかった。

 ステージ周辺で、教え子である新座総合技術高校の先生に会ったので、「あとで写真送ってね」と頼む。そこに、同じく教え子である県高校教育指導課の指導主事がやってきたので、「このイベントに何か関係あるの?」と尋ねたら、「何言ってるんですか。産業教育担当ですよ。もろ私の仕事ですよ」と注意されてしまった。

 来場者は、中学生よりも小学生の方が多い。中学生(受験生)は、それぞれの学校の説明会や体験入学に行って、もっと詳しく見ているから、それでいいだろう。
 でも、もう少しこのイベントを広げたいね。
 私の立場で何ができるか。来年はちょっと考えてみよう。

 2017埼玉県産業教育フェア (6)
 2017埼玉県産業教育フェア (4)
 2017埼玉県産業教育フェア (13)
 2017埼玉県産業教育フェア (14)
 2017埼玉県産業教育フェア (18)
 2017埼玉県産業教育フェア (24)


なんか地味だな栄北、でも意外な実績

 栄北高校の塾説明会。
 今日は久しぶりに電車で行こう。

 浦和駅から大宮駅まで湘南新宿ラインで6分。大宮駅で埼玉新都市交通(ニューシャトル)乗り換えるが、改札を出てから駅構内をちょっと歩く。
 ニューシャトルは昼間なら10分に1本の割合だが、通勤通学時間帯だと5分に1本なのであまり待つことはない。
 大宮駅から9駅目、15分で丸山駅に着くが、ここから栄北高校までは3分ほどだ。

 大変便利。
 これは私の場合だが、大宮駅までのアクセスが良い人にとっては、通いやすい学校だ。

 栄北は、埼玉栄・栄東・花咲徳栄と同じ佐藤栄学園に属する学校だが、中ではもっとも歴史が浅く、進学や部活で華々しい実績があるわけではないので全県的な知名度はいま一つだ。
 が、私はかなり前からこの学校に注目していた。
 その最大の注目ポイントは中退者の少なさである。今春この学校は398人の卒業生を出している。3年前入学したのは406人だったから、8人は進路変更したか転校したと考えられる。

 「非卒業率」、すなわち入学者のうちその学校を卒業しなかった者の割合は、「(406-398)÷406=1.97%」となる。
 全県の「非卒業率」は、28年3月のデータで見ると平均で5.18%であるから、この学校はかなり低い部類だ。
 私立で1%未満の学校は独協埼玉のみ。2%未満の学校は狭山ヶ丘・淑徳与野・立教新座・秀明・武南・城北埼玉・星野・西武文理と栄北である。

 栄北の「非卒業率」の低さは、今に始まったことではなく、今よりもっと学力レベルが低いときからずっとそうだった。私はそこに注目していた。
 面倒見が良いとも言えるし、粘り強い指導をする学校と言ってもいいだろう。

 この学校は、同じ佐藤栄学園でも、東大に何人も合格者を出す栄東、オリンピック選手を何人も輩出する埼玉栄、野球で全国優勝した花咲徳栄と比べると、どうも話題性に欠けるし、地味な印象である。

 実は大学進学実績もじわじわ上昇しており、北海道大や筑波大、埼玉大など国立や、早稲田・上智・東京理科大など私立難関にもしっかり合格者を出しているのだが、山本末一校長は「うちは確実にMARCHレベルを目指す学校」とあくまでも地味な目標を掲げる。

 私立なんだし、もっと派手にやらんかい。と思ったりもするが、こういう地味ながら一歩ずつ確実に実績を積み重ねて行く学校も大事にしなくちゃいけない。

 栄北01
 駅も地味である
 栄北02
 駅から学校が見える 
 栄北03
 敷地内に自動車大学校がある
 栄北04
 校内にコンビニがある

 ※「非卒業率」は公式に認められた用語ではありません。岩佐桂一氏と私が、「中退率」の近似値として毎年算出しています。「卒業生数-3年前の入学者数=非卒業者数」となるわけですが、転入生があれば卒業生数が入学者数を超える場合もありますし、転出生や留学者があれば、卒業生数が減ります。したがって、必ずしも「非卒業生数=中退者数」ではありません。
プロフィール

梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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