その過去問のやり方、ちょっと違うんじゃないか

 勉強のやり方はいろいろあって、どれが正しいとは言えないのだが、受験生諸君の過去問のやり方を見ていて、「それ、ちょっと違うんじゃないか」と思うことは多い。

 まず問題を解いてみる。その際、時間を決めてやるべきか、決めないでやるべきかということだが、さしあたり、それはどちらでもいいとしよう。

 解き終わったら、解答を見て答え合わせをする。まさか、やりっ放しってことはないだろう。

 さて、ここからである。
 特に、正解した場合だ。以下の対応が考えられる。

 (1)ここはOKということで、次の問題に進む。
 (2)念のため、問題集にある解説を読んでおく。
 (3)念には念を入れて、教科書のその部分を見ておく。

 一番心配なのは、(1)のケース。これは、ここまでの自分の力を確認しただけであるから、過去問をやることで実力を伸ばすということにはならない。(2)までやっても、同じようなものだろう。

 実力を伸ばすには、(3)までやるべきだろう。必ず教科書を開き、該当する部分の前後まで読んでおく。なぜなら、次に出るかもしれないのは、そこだからである。

 また、さらに力を伸ばそうとするなら、次のようなやり方を考えてみるべきだ。

 たとえば、選択肢の中から記号で選ぶ問題だったとする。「ア~エの中から一つ選びなさい」というような問題だ。
 仮に正解が「ア」だったとする。そこで、「ア」の部分について、教科書を開き、前後も含めて読んでおく。そこまではいい。
 では、正解として選ばれなかった「イ」「ウ」「エ」はどうする。まあ、これはそのままという人が多いだろう。だが、次に出るのは、今回選ばれなかった「イ」「ウ」「エ」かもしれないのだ。実際、そのようなケースがよくある。
 私はこのことを「去年の脇役は、今年の主役」と言っている。

 その時点までの自分の力を確認するだけでなく、本番に向けて実力をつけるために過去問を利用すべきだろう。

 動画もあります。
  ↓
 過去問学習法

総理大臣の名前ぐらい、憶えておけよ

 社会が苦手の「ゆうや」と公民の勉強をしている。
 昨日は景気変動の話。

 「アベノミクス」は総理大臣の名前とエコノミクスをくっつけた造語なんだよ、という話をしようとして、ところで「総理大臣誰だっけ」と聞くと、「あべぇ~、何とか…」。おいおい、知らないのか。
 まあ、ここんところ1年ごとに代わっちゃうからな。
「アベ」を漢字で書いてごらんというと、案の定「阿部」と書く。このあたり期待を裏切らない子だ。

 「ゆうや」の珍解答は続く。
 質問「朝鮮戦争は、どことどこが戦ったのか」
 答え「日本と朝鮮」
 ゆうや、将来はおバカタレントになれるかもしれないぞ。

 質問「産業革命っていうのは、どんな現象(状態)を指しているか」
 答え「産業が盛んになった」
 だったら、革命なんて大げさな言葉使うわけないだろう。

 というわけで、朝鮮戦争やら産業革命について説明するわけだが、一つの事柄を説明をしようとすると、その説明の中の言葉が分からない。それをさらに説明しようとするが、またその中の言葉が分からない。
 先生をやっていたころは、毎日これの連続だったな。

 いまちょうど私立中学校入試の時期で、中学受験する小学生なら常識問題なんだけどね。

PRです。映像で学ぶ「社会」発売中

 年末に収録した映像教材が発売になった。

 内容は、前年度(平成25年度)埼玉県公立高校入試「社会」の全問解説と、今年度(平成26年度)に向けての学習の仕方。社会が苦手という人には参考になると思う。
 また、同時に、国語作文の書き方も発売になった。短時間で、減点されない作文を書くコツを教えている。

 興味のある方は、ぜひコチラへ。試聴も可。
  ↓
 映像で学ぶ社会

UPテスト、もっと早く知っていたら…

 今日は一日中原稿書きで事務所にいたので、たくさんの電話を受けた。
 埼玉新聞の別刷が中学校で配られたようで、広告を見た保護者の皆さんからUPテストの申し込みの電話があったのだ。

 多くの方が、このようなテストがあることをもっと早くに知っていればと言われる。もう4年目になるが、やはり知名度は低いようだ。もっと早くに知っていただけなかったのは、こちらの非であるから、お詫びするしかない。
 
 UPテストは、公立対策の模擬試験だ。模擬というくらいであるから、本物と似ていなければならない。では、どういう点で似ているかというと、記述・論述問題の割合が高いという点においてである。

 普通の人は滅多に見ないが、県教委のホームページには、入試問題1問ごとの正答率が発表されている。これを見ると、やはり記述・論述形式の問題はかなり正答率が低い。言い換えれば、ここで得点できれば、一気に合格に近づくのである。

 最近つくづく思うのだが、私のような年寄りの3か月と、伸び盛りの中学生の3か月は、まったく意味が違う。十代の若者たちは、ちょっとしたきっかけで信じられない伸びを見せるものだ。

作文5分切り。じゅんちゃん、やるね。

 じゅんこちゃんは、最近のテストで、残り10分ぐらいあって余裕だったのに作文で8点も減点されてしまった。これは、もったいない。
 というわけなので、今日は国語作文講座。
 
 国語作文については、このブログで何度か書いているが、これは、与えられた条件(せいぜい3つぐらい)を確実にクリアすれば勝てる、そういうゲームだ。

 25年度埼玉県公立入試の例で言えば、やりたいボランティア活動が何かを答える。次に、それを選んだ理由を述べる。ここまでで条件を二つクリア。さらに、体験をまじえながら自分の意見を述べる。これで3つ。書き方にもよるが、7、8行から10行程度で、ここまで到達。
 
 しかし、もう一つ条件が残っている。13行以上書くことだ。となれば、あとは、文章をダラダラと引き延ばす作業だ。待てよ、ダラダラはまずいか。でも、内容を採点されるわけじゃないから、まあいいか。ひたすら原稿用紙のマス目を埋めることに専念。

 最後に、「これからもがんばります」みたいに締めて、これで終わり。

 今日は3本書いたが、要領がわかった3本目は4分43秒8。いい記録だ。
 
プロフィール

梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
当ブログを訪問された方
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード