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彩の国進学フェア、1日目は2万8千人が来場

 彩の国進学フェア第1日。
 来場者は28,652人。

 ちなみに過去3年間の1日目来場者は次のとおり。
 2014年 27,300人
 2015年 24,481人
 2016年 31,150人
 昨年、1日目の来場者3万人を超えたのは、翌日曜日が北辰テストだったため前倒しで来場した人が多かったためだろう。

 昨年の1日目より8%ほど来場者が少ない中で、今年の方がブース訪問者(相談者)が多かった学校は、注目度が高まったか、回転率を高めることに成功したためであろう。
 
 長蛇の列を見て回避した人も多いと思われるので、できるだけ多くの受験生・保護者と相談ができるよう各学校とも引き続き頑張っていただきたい。

 明日は高校野球埼玉県大会の準々決勝が行われる。
 浦和学院VS聖望学園
 花咲徳栄VSふじみ野
 春日部共栄VS叡明
 山村学園VS川越工業
 会場の先生方はこっちの結果も気になるところだろう。私もだ。

  彩の国進学フェア第1日01

進学フェア、相談待ち時間を短縮するためには

 今週土日は「彩の国進学フェア」が、さいたまスーパーアリーナで開催される。
 高校入試の世界では、もはや夏の風物詩だ。

 毎度のことだが古くからの知り合いの先生から、「お久しぶりです。で、今日はどんな目的で?」などと聞かれる。
 「バーカ。オマエが今日ここに来ている理由を作ったのはこのオレだ」
 と、昔はいちいち説明していたが、最近は面倒になってきたので、「うん、やることないから暇つぶし」と答えるようにしている。

 各学校は先生方総出で、相談に当たっている。
 閑散としている学校もあれば、何十人もの親子が順番待ちの長い列を作っている学校もある。

 私が先生方にお願いしているのは、回転率を上げることだ。
 一組一組丁寧に対応するのは結構だが、20分、30分と長引くと、他のお客さんを長く待たせることになる。また、長蛇の列を見て、あきらめて帰ってしまう人がいるかもしれない。
 学校側としては、できるだけ多くの受験生・保護者と接点を持ちたいだろうし、受験生・保護者側としても、できるだけ多くの学校の話を聞きたいだろう。

 だから、一組10分、長くても15分程度に収めて回転を良くする。
 
 先生方は概して話が長い。そして親切だ。
 だが、すべての質問に懇切丁寧に答えようとしたら、とてもじゃないが10分や20分じゃ終わらない。

 私が先生方によく言うのは、「話の落としどころ」を決めておきなさいということだ。

 時期的なことも考えると、今回のフェアが受験生・保護者とのファーストコンタクト(最初の出会い)である可能性が高い。
 この後、体験入学や説明会や個別相談会などが続き、それらの過程で志望校が絞られる。
 だから、すべてを説明し切る必要はなく、むしろ大事なのは、次のステップにつなげることである。

 これでもかと説明し、「はい、分かりました。有難うございます」となっても、それだけで出願に結びつく可能性は低く、次のステップとして実際に学校を訪れてもらわなければならない。
 そのためには、会話の最後は、「では今度、学校説明会(体験入学)に来てください」、「はい、ぜひ行きます」という形で締めくくられなくてはならない。これが私の言う「話の落としどころ」だ。

 せっかく300以上の高校が集まり、5万人もの受験生・保護者が集まるイベントだ。
 より多くの受験生・保護者と接点が持てるように、また、受験生・保護者側から見た場合は、より多くの学校の説明が聞けるように、各学校の先生には工夫をこらしていただきたいものである。

フリーライド(タダ乗り)はいけないよ

 来場者の多い進学フェアでは、時間によって入場待ちの列が、けやき広場からさいたま新都心駅の改札口まで延びる。
 ときどき、「あそこでジュースやアイスクリームでも売ったら儲かるかもしれないね」などと言い合ったりするが、もちろん冗談だ。

 ところが、中には本当に商売に利用しようとする人がいるから困ったものだ。
 16日も、家庭教師の名門会というところが、入場待ちの人たちにビラ配りをしていた。
 もちろん事情を話してお引き取りいただいた。

 このフェアは来場者から入場料は取っていない。
 また通常、この手のイベントでは、出展校からブース料を取るのだが、公立高校からお金をとりにくいという事情があって、これもなし。となると、公立が無料で私立が有料というわけにもいかず、県内私立も無料。県外の学校が参加する場合のみ出展料をいただいている。

 では、1日借りるだけで数百万円もする、さいたまスーパーアリーナで、どうやってあれだけの大イベントができるかというと、協賛企業がついてくれるおかげだ。つまりスポンサー。それで足りない分は、読売新聞社の負担。

 5万人以上の来場者があるのは、公立・私立の各高校や、協賛企業である塾が、自らのホームページなどで積極的にPRしてくれるおかげ。

 われわれの方も、広場や通路という公共の場所を占拠して通行の方たちにご迷惑をかけているので、あまり大きなことは言えないが、こうやって、みんなの努力でお客さんを集めている所へ、ひょいと来て、ビラ配りをしちゃおうというのは、どう考えてもフリーライド(タダ乗り)だよな。

 子供たちの前で言い合いになったりしないで良かったと思っている。
 来年は、協賛企業として、私たちと一緒になって受験生を応援してもらえれば嬉しい。

 

2016彩の国進学フェア第2日。 来場者は過去最高

 2016彩の国進学フェア第2日。さいたまスーパーアリーナ。
 今日の来場者は22,390人。2日間の合計は53,540人。過去最高記録だ。
 入口も出口もそれぞれ1か所であり、かなり正確なカウントが可能なので、そのまま信じてもらっていい数字だ。

 見逃してしまった人も多いと思うが、今回はじめて、埼玉県総務部学事課というところがひっそりとブースを出していた。
 学事課? そんなもん知らん。
 と、とりあえずそれでいいのだが、私立学校とは非常に縁の深い部署なのである。

 今回ブースを出した大きな目的は、今年度予算から、私立高校に入学した場合の就学支援金が大幅に増額されたので、それをPRすることであろう。

 つい最近も、公立中学校の進路説明会で講演したのだが、「私立は学費が高いから無理」と考えている保護者が多いようだ。しかし、国や県の施策により公私の差は年々縮小しつつある。
 私立が無理なのは、いまや学費ではなく、入学難易度ではないかとさえ思う。
 いずれにせよ、一度詳しく調べてみる必要があるだろう。

 埼玉県総務部学事課のページへ

2016彩の国進学フェア第1日

 2016彩の国進学フェア第1日。さいたまスーパーアリーナ。
 今日の来場者は3万1150人。
 昨年の第1日目は、2万4千人だったから7千人ほど増えている。
 明日は模試があるから、今日のうちに行っておこうと考えた人が多かったのだろう。

 私がこのフェアを構想したのは、今の受験生たちが生まれる前である。
 最初、埼玉で開く、埼玉の高校と埼玉の中学生のためのフェアであるから、地元の埼玉新聞社に主催を引き受けてもらおうと思って、頼みに行ったのだが、「公立と私立が一緒のフェアなんて出来っこない」と一蹴された。

 まあ、そうかもしれないな。当時は全国的にも公私合同は例がないわけだし。
 それに、あの頃の私はまったく無名で、何の実績もなかった。
 だから、こいつ、何を狂ったこと言ってんだと思われても当然だ。

 で、今度は読売新聞社に頼んでみた。それで駄目だったら朝日新聞かな、と思いながら・・・。
 そうしたら意外にもすんなりと引き受けてくれた。
 ラッキー!

 というわけで、現在このフェアは、読売新聞さいたま支局の主催ということになっている。

 主催者が決まった後も、県教委や私立中高協会に後援をお願いしたり、公立私立の各高校に参加をお願いしたり、企業に協賛をお願いしたりと、難題は山ほどあったわけだが、何とか実現にこぎつけた。

 私は、この経験から多くを学んだ。
 今日言いたいのはこのことだ。

 「そんなの無理」、「できっこない」と言われたことは、案外成功する。
 これが、私の得た教訓だ。

 もちろん、「やっぱり無理だった」という場合もあるが、よくよく考えてみれば、「無理」、「不可能」と言っている人は、やってみた結果を言っているのではなく、頭の中で考えて、「無理そう」、「不可能そう」と言っているだけなのだ。

 こっちは「出来そう」と言う。向こうは「無理そう」と言う。
 根拠がないのはどっちも一緒だ。
 だったら、やってみて結果を知ろうじゃないか。
 時にはこう考えてみると、世の中結構面白いことが起こる。
プロフィール

梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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