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正智深谷ベスト4ならず。全国高校サッカー選手権

 正智深谷高校、残念ながらベスト4進出ならず。
 全国高校サッカー選手権。

 今年は夏のインターハイで昌平がベスト4に入っている。昌平はメンバーからJリーガーが二人も誕生しており、それを破っての出場だけに期待していたのだが惜しかった。
 
 今の若い人は知らないだろうが、全国サッカー選手権での優勝経験があるチームが埼玉には5校もある。
 浦和 3回
 市立浦和 4回
 浦和西 1回
 浦和南 3回
 武南 1回
 
 武南以外は、全部浦和の学校で、しかも公立。
 ひところは、「浦和を制するものは全国を制する」とまで言われたものである。
 今回大会は95回目だが、戦後では69回目となる。
 69回中12回というのは、すごい優勝確率だと思わないか。

 ただ、1981年に武南が優勝を果たしてから、35年間優勝無し。1989年に武南が準優勝、翌90年に同じく武南がベスト4に入って以来、上位進出はない。
 
 最近のサッカー界は、若い子たちが高校のサッカー部ではなく、クラブチーム(Jの下部組織)で活動することが多くなっており、必ずしも最高峰の大会ではないのかもしれないが、埼玉から日本一になるチームが出てきてほしいね。

記者でもないのに記者会見に行ってきた

 午前中は、東京の上野学園中学高校の塾説明会に出席する。浦和からだと電車20分、徒歩10分と便利。あいにくの天気だったが、15階から眺める景色は格別。東京スカイツリーがすぐ目の前に見える。

 いったん浦和に戻り、今度は車で昌平高校に向かう。
 インターハイで3位になった同校サッカー部3年の松本泰志君が、J1・サンフレッチェ広島への入団が内定し、今日は入団記者会見が行われるというので、新聞・テレビなどマスコミの人たちに紛れ込んで、取材をしようというわけである。

 松本君のプレーを実際に見たことはないが(見ても分からないが)、J1の強豪からスカウトされるんだから、きっと将来性が豊かなんだろう。
 埼玉には、浦和レッズ、大宮アルディージャと2チームもJ1のチームがあるのに、何で広島なの?と、その点が残念なのだが、浦和レッズは、監督のペトロヴィッチはじめ、GK西川、DF槙野、DF森脇、MF柏木と、元サンフレッチェ広島ばかりだからね、松本君もいずれ大きく成長して、埼玉に戻って来てくれるだろう。

 そうそう、サッカー部にはもう一人、針谷岳晃君というU19日本代表に選ばれた選手もいる。超高校級が二人もいるというのは、すごいことだ。

 帰りがけ、せっかくだからとグランドで部活の練習を見学する。
 人工芝のグランドでは、全国選手権優勝をねらうサッカー部と、花園まであと一歩のラグビー部がスペースを分け合って練習していた。
 その周りの全天候型トラックを走るのは陸上部。こちらも、昨日まで行われていた新人戦で女子がリレー2種目(400mリレー、1600mリレー)を制するなど県トップレベルの強豪だ。

 指導者も一流なんだろうが、強い部活の生徒を見ていると時間が経つのを忘れてしまう。

 昌平記者会見01
 お馴染みの風景だ。

 昌平記者会見02
 質問の受け答えもしっかりしている。

 昌平記者会見03
 全体はこんな感じ。

 昌平記者会見04
 写真を撮る人を撮ってみた。
 
 昌平記者会見05
 テレビも来ていたが、これはテレビ埼玉だ。




世代交代進まなかった「なでしこジャパン」

 なでしこ散る。
 オリンピック出場はほぼなくなったと言っていい。

 2011年のワールドカップ優勝、翌12年のロンドン五輪銀メダル。思えば、あそこがピークだった。

 昨日の対中国戦のメンバーのうち8人は、4年前ロンドン五輪決勝戦のピッチに立っていた。沢穂希さんを除けば1984~88年生まれなので、24歳~28歳という、ちょうどいい年齢だった。

 だが、その選手たちが4年後に再び、代表ユニホームを着てピッチに立っているところに、今の女子サッカー界の問題点がある。
 もちろん、そんなことはサッカー関係者なら誰でもわかっていたはずなのだが、世代交代が進まなかった。沢選手に続く次代のスターが現われなかった。

 高校生や大学生のチームの場合、卒業があるから、放っておいても世代交代が進んでしまう。自動的に若返りが実現してしまう。
 しかし、社会人チームや代表チームはそうはいかない。いつかどこかの時点で切り替えを図らなければならないが、そのタイミングが難しい。

 まして一度頂点に立ってしまったら、常に勝つことが求められ期待されるから、ただでさえ難しい世代交代を、勝ち続けながら実現して行かなければならない。

 監督の采配や、選手個々のプレーにも責められる点は多々あるだろうが、今回の結果は、そういう話をしても始まらないのだ。
 以前から与えられていたテーマは、勝ち続けながら選手を育てるということだったが、それができなかった。では、なぜできなかったのか。
 そこをもう一度考え直してもらって、再び世界の頂点に立ってもらおうじゃないか。

なでしこ、華々しく散る

 なでしこジャパン、決勝で敗れる。

 知識の豊富な皆さんが、いろいろと分析してくれるだろうが、素人の私の感想としては、やはり米国の方が数段上だったということ。両チーム合わせて7点というのはサッカーの試合としては、レベルが低いこと。

 なでしこジャパンは若返りに失敗したという意見もあるが、前回優勝時よりも平均年齢が上がったのは事実だが、調べてみると全出場チームの中では、むしろ若いほうだから、それは当たらない。ただ、もう少し若手が伸びてきても良かった。

 前回優勝で、サッカー女子は確実に増えたと思われるが、今後の課題は、「プロとして食えるのか」という問題だ。
 野球にしてもサッカー(男)にしても、トップレベルになれば、十分食っていける。どころか、巨万の富を築くことだってできる。しかし、女子サッカーは、世界の1、2位を争う日本代表に入っても兼業を余儀なくされる。

 これでは、才能のある子どもたちがこの世界に入ってこない。
 娘「私、プロのサッカー選手になる」
 お父さん「やめとけ。そんなんじゃ食えない」
 と、こうなる。

 マスコミは美談が好きだから、アルバイトしながらサッカーを続ける選手を褒めたたえる。たしかに立派なことには違いないが、それじゃ女子サッカーは盛んにならんだろう。
 代表に入っても年収数百万っていうのは夢がなさすぎる。

なでしこは運がいいのか強いのか

 なでしこジャパンは本当に強いのか。
 専門家ではない私にはよく分からないが、とりあえず前回王者として臨んだ大会で決勝まで駒を進めたんだから、やっぱり強いんだろうね。

 たぶん、前回はそれほどマークされていなかった。しかし、その後のオリンピックでも決勝まで進んだから、強豪として相手から目標にされ研究もされただろう。そんな状況での結果だから立派なもんだと思う。

 全部1点差っていうのもいいね。
 でも、これがサッカーなんだよね。よく「得点力不足」とか言ってる解説者がいるけど、よくよく考えてみりゃ、サッカーっていうのは90分かけて1点を取ればいいっていう競技なんだ。
 調べてみたら、決勝トーナメントに入って17試合あったわけだけど、一番多いのが「1-0」で5試合、次が「2-1」で4試合、「0-0」のPK戦も1試合あった。

 決勝は先に1点取ったほうが勝ち。まあ、そういうことだろう。

 それにしても女子がサッカーをやる時代が来るとは思わなかったな。中学校のころ、男子が体育でサッカーやってるとき、女子は何やってたんだろう。全然思い出せない。というか、女子はどうでもよかったんだよな。あの頃。
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梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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