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新しい委員会は解散時期を決めてからスタートする

 私は、一応会社を営んでいるけど経営について体系的・専門的に学んだことはないので、思いつき程度の話だが、学校の校長先生に、よくこんなことを言う。
 「新しいプロジェクトや委員会を立ち上げるときは、解散の時期を決めてから始めたらどうですか」 
 「新しい何かを一つ始めるときは、古い何かを一つやめるというルールにしたらどうですか」

 学校には学年組織のほか、校務分掌というのがある。教務部とか生徒指導部とか進路指導部というやつ。だいたい5つか6つ。多い学校だと10くらいある。
 そのほかに各種委員会というのが、学校によりけりだが10から20くらいある。教育課程委員会、体力向上委員会、倫理確立委員会、人権教育委員会、いじめ対策員会、国際交流委員会、最近だとセクハラ・パワハラ対策委員会等々。

 各学校とも好きでこんなにたくさんの委員会を作っているわけではなく、文部科学省や教育委員会が、諸々の問題に関して各学校に対策立案を迫ってくるものだから、作らざるを得ない。別に委員会を作らずとも既存の分掌の中に係を一つ増設する程度で済みそうなものだが、それでは文部科学省も教育委員会も納得しない。たぶん世間も。
 ちゃんと組織を作って、しっかり話し合って目標と方針と具体策を定め実行していますという形にしないとダメなんだ。

 委員会があるということは会議があるってことだから、そりゃ、先生忙しくなるわ。ついでに言うと、教頭はほとんどの委員会にメンバーとして入っているね。まあ、授業がないからそれでいいのかもしれないが。

 学校としても(校長としても)、潰すに潰せないという事情はわかるけど、形骸化した委員会は一つずつ整理して行きましょうよ。
 担当者不在、係不在じゃ格好がつかないというなら、既存の分掌に組み込めばいいじゃないですか。
 
 それと、「みんなで話し合って決めるのがいいことだ」という学校独特の文化も(公立にありがち)、そろそろ変えないと。
 私は、学校と民間の両方を経験した立場から、何でもかんでも民間流がいいとは思っていなくて、学校には学校のやり方があっていいという考えだけど、意思決定のシステムは変えたほうがいいかな。別に校長や管理職が一方的に決めろというのではなく、もう少し「大人っぽいやり方」があるだろうということだ。
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梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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