説明会に堂々遅刻してくる先生って何なの

 遅刻してくる奴にムカついてんだけどという話。

 連日、私立学校が主催する塾対象説明会(塾説=ジュクセツ)に出席している。早くて10時、遅くて11時開会で昼までに終わる。

 今日もそうだったが、会が始まってからバラバラと遅刻者が入ってくる。
 なんで時間守れないんだよ。
 塾の先生は前の晩遅くまで仕事だったのは知っているが、それとこれとは話が別だ。

 塾説には受験関係の出版社や広告代理店など塾以外の業者も集まるが、かれらは会社員だから時間は守る。大手塾の先生も勤め人だから時間についてはシビアだ。遅れてくるのは、たいていは個人塾の先生たちだ。いちいち聞いて回ったわけではないが、服装・頭髪・持ち物でだいたい分かる。

 カッコよく言えば、時間に縛られない自由人なんだね。悪く言えば社会常識に欠ける人々。

 遅刻しないためには、単純に早めの行動にすればいいんだよ。通常、10時30分開会なら10時受付だから、10時30分じゃなくて10時を目標に行動する。そうすれば電車がちょっと遅れても、道路が少しばかり渋滞しても何とか間に合う。

 それと、遅れて会場に入るときはタイミングを考えないと。
 校長の挨拶と教頭の説明の合間を狙うとか、何かあるだろう。そりゃ学校側はどうぞどうぞと勧めるだろうが、途中からドカドカ入ってきて雰囲気壊すんじゃないよ。

 こういう人たち、普段子供たちにどんな指導してるんだろう。時間は守らなくていいよ、遅刻の連絡はいらないよ、授業の途中で割り込んできてもいいよ。まさか。

 私の知り合いの先生には、いないタイプだね。また、本ブログ読者の先生方も実際に会ってみると仕事に対してはストイックに取り組む派が多い。良かった。

 でも、業界にこのようなやりたい放題で、他人の迷惑を考えない、自分本位の連中がいまだに存在し、そういう人が先生と呼ばれ生徒の前に立っていると思うと、それが残念でならない。ムカつく理由はそこだ。

最近何かと分の悪い「知識」を擁護してみる

 私は教育や入試に関わる数字に強く、いろんな数字がスラスラ出てくる。
 まあ当然だ。それで飯を食っているのだから。

 これは特別な訓練の成果ではない。ましてや生まれ持った才能でもない。そんなのあったらもっと別の人生を歩んでいる。

 出力(アウトプット)の頻度の問題である。
 
 他のことだったら、年齢から来る衰えで、入力(インプット)してもすぐに自然消滅してしまうが、教育や入試に関わることは事あるたびに出力(アウトプット)するので、忘れることはない。

 結論。
 記憶は出力(アウトプット)、すなわち書いたり、話したりの回数を増やせば自然に強化される。

 なんてことは、今さら大声で言うほどのことはないか。
 先生方はそれが分かっているから、小テストをやったり、授業中発言させたり発表させたり、またはレポートを書かせたりしている。

 一方的な講義方式の評判が良くないのは、生徒が入力(インプット)一辺倒になり、それでは知識が血となり肉とならないからである。
 食材なしで料理はできず、資源なしにモノは作れないのと同様に、知識なしに発見はできないのである。

 知識不要論。とまでは行かないが、昨今どうも「知識」の分が悪い。
 だが、知識なしにどうやって思考すればいいのだ。空っぽの頭で判断なんてできるのか。言葉も意味も知らずどうやって表現すればいいんだ。

 負けるな「知識」。
 ただし、頭の中に眠らしてるだけじゃ、世界のためにならないな。出したり入れたりを繰り返しながら洗練させて行かなきゃいかん。進化させて行く必要がある。流行りのアクティブラーニングやプレゼンテーションも、そのための方法論なのだ。

教育は永遠に時代のトップランナーにはなれない

 時節柄、毎日どこかの学校を訪ねる毎日。
 そろそろ新しい学校案内パンフレットも出来上がるころだが、それらを見ると、それぞれが特色を出しているようでいて、実際はみんな同じようなことを言っている。

 「来るべき大学入試改革を視野に入れつつ、AI時代を見すえて、ICT教育を推進し、アクティブラーニングを用いてグルーバル教育を強化する」
 こんな感じかな。

 子供たちは、こんな訳の分からんヨコ文字に興味はないはずだから、もっぱら親に向かって言っているんだろう。
 将来役に立つ技術や技能を若いうちに身につけておけば、この子の将来は明るいに違いない。自分が今苦労しているのは、そういう教育を受けて来なかったからだ。そう思っている親には、かっこいいヨコ文字の羅列はかなり効き目がある。

 違うね。
 
 最先端の研究をしている人、最先端の技術を開発している人や、それを駆使している人は、最先端の教育を受けた結果じゃないから。
 
 教育というのは永遠に時代のトップランナーにはなれないの。
 世の中でいろんな事が起こって、いろんな必要が生じて、その中から、やっぱりこれは教えておいた方がいいよねと、まあ合っているかどうか別として、とりあえずの結論が出て、それが遅ればせながら学校の中に入ってくる。だから、これからも教育が時代に先行することはない。

 便利な機械が発明されたら、それを使えるようにしておいた方がいいとは思う。でも、いつの時代でも先頭を走る人は、暗闇を手探りで進むものなの。素手で固い岩盤を打ち砕いて一歩ずつ前進するしかないの。機械の発明はその結果だから、機械を使えても先頭には出られないってことだね。

 これから小学校でも英語やプログラミングを教えることになっているが、誰が教えるのよ、ってことになっている。
 2020年にそういう必要が生じることが予見できていたら、30年前にそういう教員養成しとけばよかったじゃない。でも、誰も分からなかった。
 そんなもんですよ。

 でも、先生方は何だかんだと言いながらやると思うよ。
 じゃあ、その原動力は何なのか。予測不可能な事態に遭遇したとき、それを乗り越える力とは何なのか。そのあたりを己の経験に照らして考えてみれば、子供たちの未来のために必要な力というものも、見えてくるんじゃないか。

 募集政策上、派手なヨコ文字も必要だが、流行りのものなんて所詮30年後には陳腐化するに決まってる。時代を超えて求められる資質・能力ってものがあると思うが、そういう私の考えは過去のものなのか。

6月の文化祭はやはり例外的だという調査結果

 今日は県立春日部、栄東、花咲徳栄で文化祭が開かれている。
 最近は6月の文化祭も増えてきた、ような気がするが実際はどうか。例によって調べてみた。

 20180610文化祭統計①

 やはり、圧倒的に9月だ。
 6~7月の実施校は公私立合わせて11校。やはり少数派だ。ただし、実施校を並べてみると面白い。(日付は一般公開日である。★印は私立)
 不動岡(6/2・3)
 春日部共栄★(6/3)
 春日部(6/9・10)
 栄東★(6/9・10)
 花咲徳栄★(6/10)
 開智★(6/16・17)
 鶴ヶ島清風(6/23)
 松山女子(6/23・24)
 市立浦和(6/23・24)
 淑徳与野★(6/23・24)
 熊谷女子(7/14・15)
 県下の名だたる進学校がズラリと並ぶ。3年生の2学期は受験勉強に専念させようという狙いだろう。鶴ヶ島清風がこの時期というのは別の狙いだと思われる。

 普通科校は、だいたい9月中に終わり、10月と11月は専門学科校が中心となる。就職希望者が多い場合、9月は就職活動(入社試験)と重なるので、それが一段落してからということだろう。

 10月実施校の中に次の学校がある
 大宮開成(10/27・28)
 慶応志木(同)
 自由の森学園(同)
 立教新座(同)
 早大本庄(同)
 大学受験のない附属校3校は分かるが、バリバリの進学校・大宮開成がこの時期というのが面白い。もっとも、3年生は自宅研修というから、受験への影響はないのだろう。

 20180610文化祭統計②

 ほとんどの学校が9月だが、中でも9月第2週(8日土曜日と9日日曜日)が集中日だ。越谷では市内普通科5校(越ヶ谷・越谷北・越谷西・越谷東・越谷南)の一般公開日がいずれも9月8日(土)となっており他校には行けない。行くなってことか。
 川越と川越女子の日程は絶対にかぶらない。相互に来客(来校)をあてにしているからだ。浦和と浦和一女も似たところがあるが、浦高生は女子中高生以外にも、小学生の来校を大いに期待している。精神年齢が近いためだろう。

 一般公開日が、土日2日間にわたる学校と、土曜もしくは日曜の1日だけという学校がある。
 私立に2日間公開が多いのは、結果として生徒募集につながるという理由もあるだろう。
 1日公開の私立は11校だが、歴史や学校規模からして、春日部共栄・花咲徳栄・浦和学院・浦和実業あたりは2日間一般公開でもいいのではないか。というのは個人的要望。
 20180610文化祭統計③
 

修学旅行、行先は断トツ沖縄だ(埼玉県公立高校を調査)

 埼玉県内中学生は修学旅行シーズンかな。
 行先は京都方面。新幹線と宿の関係で順番に行っている。

 高校になると、公立は圧倒的に沖縄、私立は海外。
 今年海外修学旅行を予定している公立は次の学校。
  浦和一女(台湾)
  庄和(台湾)
  和光国際(シンガポール)
  市立浦和(シンガポール・マレーシア)
  浦和南(オーストラリア)
  大宮北(シンガポール・マレーシア)
  皆野(台湾)
  所沢商業(台湾)
 
 どこもかしこも沖縄の時代に、それ以外の国内修学旅行を行っている学校はどれくらいあるのかを調査した(わが社が発行する「埼玉県公私立高校進学ガイド」で毎年、アンケート調査を実施しているので、その集計から)。

●北海道 4校
 飯能(北海道)・与野(北海道)・熊谷工業(北海道)・越谷総合技術(北海道)
●九州 8校
 岩槻北陵(長崎)・大宮武蔵野(鹿児島)・桶川(鹿児島)・川口(長崎)・越谷東(鹿児島)・越谷南(長崎)・鳩山(屋久島)・久喜工業(九州)
●中四国・関西(京都含む) 27校
 浦和(京都)・桶川西(関西・淡路島)・越生(和歌山・大阪)・春日部(広島・京都)・春日部東(広島・大阪・京都)・川口青陵(広島)・川越(広島・京都)・熊谷(関西・中国地方)・熊谷女子(広島・京都)・越谷北(広島・関西方面)・白岡(淡路島・大阪)・草加(広島・大阪)・秩父(京都・大阪)・所沢北(広島・山口)・富士見(広島)・本庄(関西・広島)・ 松山(関西・広島)・妻沼(関西)児玉白楊(広島・関西)・杉戸農業(広島・関西)・浦和工業(広島・大阪)・狭山工業(広島・大阪)・新座総合技術(広島・大阪)・いずみ(北陸・大阪)・滑川総合(関西)・戸田翔陽(関西)・吹上秋桜(関西)

 沖縄以外も結構あるじゃないかと思われるかもしれないが、沖縄は断トツの90校である。
 20180606修学旅行行先


 さいたま市の市立高校3校はすべて海外である。
 皆野と所沢商業は、昨年までは国内だったと思う。
 昨年は、桶川・志木・深谷第一・和光国際がグアム島の予定だったが、例の北朝鮮によるミサイル発射の余波で中止になったりしたため、今年は姿を消した。シンガポールに変更した和光国際以外は国内に回帰。

 浦和、熊谷、川越、春日部、熊谷女子といった男女別学の伝統校が、そろって広島・関西(含む京都)というのは、なかなか興味深い。越谷北、所沢北も広島や関西。なぜ流行りの沖縄ではないのか、一度理由を聞いてみよう。

 関連記事;2017年7月2日付ブログ

認知度を高めないと受験者は増やせない

 何を今さらと言われそうだが、知名度と認知度の話をしておこう。
 生徒募集を念頭に置いた話だ。

 給与が高い会社としてよく名前が挙がるのでキーエンスという社名は知っているが、何をやっている会社かよく分からない。視聴率が高い「世界の果てまでイッテQ!」という番組名は知っているが、見ていないので中身は分からない。ユニバーサルスタジオジャパンは知っているが、どうやって行ったらいいか分からず、どんなアトラクションがあるかもよく分からない(ここでプチ自慢だけどアメリカの方は行ったことあるよ)。

 ことほど左様に、名前は知っているが中身はよく分からんということは多いものである。つまり、自分の中で「知名度」はあるが、「認知度」は低いという状態。
 もっとも今は、ネットで調べたり、ユーチューブで見たりすれば大抵のことは分かるわけだが、やはり「知名度」と「認知度」の間には大きな隔たりがある。

 学校広報の視点からは、次のように定義することができる。
 知名度は、学校名が知られていること。
 認知度は、学校の内容が理解されていること。

 知名度は露出を多くすれば高められる。広告の狙いはここにある。何回見たか、何回聞いたかの勝負だ。
 だが、学校名が知られても、それが直ちに受験や入学に結びつくわけではない。知名度の先に認知度があり、これを高めないと、受験や入学という行動に発展しない。

 認知度を高めるには、接触を増やす必要がある。商品の場合だったら、直接会って説明する、あるいは、試食してもらうとか、実際に使ってもらうのが手っ取り早い。
 そういう意味で、学校が説明会を開いたり、個別相談をしたり、体験入学を行ったりすることは、認知度を高めるという点で理にかなっているのである。

 問題は、接触の回数である。何人と接触したか、何回接触したか。
 数が集まらず苦戦している学校は、露出を増やし知名度を高め、接触を増やし認知度を高める。いずれにしても「量」である。
 学校の先生は真面目過ぎて、中身、すなわち「質」にこだわる傾向があるが、「質」より「量」だ。
 ま、勉強も同じかな。

このままではまた定員を割りそうな残念な学校たち

 公立高校は定員割れ状態が許されるのか。
 そんなはずはない。数人の定員割れなら我慢するが、税金でまかなっている学校は、しっかりと箱を満たしてもらわないと、無駄遣いになる。

 時に、「われわれの仕事は入って来た生徒をしっかりと教育することだ」などと、積極的な生徒募集を否定するかのような発言も聞かれるが、せめて定員は満たして下さいよという話だ。
 誰も利用しない道路や橋や施設を作ったら、税金の無駄遣いと批判されるでしょ。それと同じ理屈。

 それに、入って来た生徒をしっかり教育すると言うけれど、それが十分に出来ていないと世間が判断しているから集まらないんですよ。

 30年度入試では多くの県立高校が欠員募集(補充)することになり、それでもなお集まらず大幅な定員割れで新年度を迎えた学校も多いわけだが、それらの学校は、同じ轍を踏むまいと、今シーズンはさぞ募集に力を入れるに違いないと、募集イベント(説明会など)の実施予定を調べてみた。

 下表は、昨年度多くの欠員募集を行った普通科校が、今期いつ頃、また何回説明会等を実施するかをまとめたものである。
 「体」は体験入学、「説」は学校説明会、「別」は個別相談会の略である。「×2」は同月内に2回実施されることを表している。

 20100607説明会情報

 飯能南を除く15校の平均で5.87回。
 浦高の2回は極端な例としても、比較的募集の安定している学校は5回以内で収まっているので、回数はやや多いと言える。ただし、私立学校からすれば「たったそれだけ?」という数字である。

 表を見ると、11月以降に集中していることが分かる。後半戦重視型だ。

 私は募集が弱い学校ほど、前半から仕掛けるべきと考えている。
 強いチームはシードされて決勝トーナメント2回戦からの登場だけど、弱いチームは予選リーグから始まって、最後は敗者復活戦まで戦うでしょ。だから、早く始まって遅く終わる長い長い戦いを覚悟しましょうねというわけだ。

 後半戦重視型は、そのころにならないと受験生に目を向けてもらえないという発想から来るものと想像するが、現実を直視するのはいいが、そこからの発想ではいつまで経っても現実から抜け出すことはできない。

 驚いたのは、これらの学校の中に、ホームページに今なお前年度情報を掲載している学校が多いことだ。
 本日現在で、上尾橘、岩槻北陵、北本、栗橋北彩、児玉、鳩山、飯能南、深谷、三郷北、和光の10校は学校説明会に関する情報が更新されていないか、まったく情報がない状態である。
(HP情報がないのになぜ上記の表が作成できたかというと、当社発行の「埼玉県公私立高校進学ガイド2019」のために、各校にアンケート調査を実施したからである。飯能南は今のところ県内全公私立高校の中で唯一回答が寄せられていないので打つ手なし)

 本ブログ読者の皆様。上記学校にお知り合いがいるならば、説明会情報は更新したほうがいいですよとお伝え願いたい。

仕事っていうのは毎日同じことを繰り返すことを言うんだよ

 「毎日同じことを繰り返すような仕事は嫌なんです」。

 その昔、高校の先生をやっていたころ。こういう連中、結構いたね。
 そうかそうか、分かったよ。
 じゃあ、ラーメン屋とか食い物関係はまずダメだな。1日に何十杯、何百杯とラーメン作って、それを365日続けるんだからな。寿司もイタリアンもダメだ。

 野球とかプロスポーツもいかんな。野球選手は練習と試合の繰り返しだしな。サッカーもテニスもダメだろう。
 画家は毎日絵を描き、作家は毎日文章を書き、歌手は毎日歌い、ダンサーは毎日踊り、医者は毎日診察と手術だ。
 かく言う私も、毎日授業と会議と部活の繰り返しだ。
 一体、同じことを繰り返さない職業ってあるのかな?

 同じことを繰り返していると、正確性が増し、スピードが向上するんだ。ミスは素人の100分の1ぐらいに減るよ。時間も半分以下で済むようになる。
 それと、もっといい方法があるんじゃないかみたいな発見もあるよ。そういう発見は毎日あるよ。これって嬉しいものだよ。
 だから傍から見たら、単調な繰り返しに見えるけど、やってる本人はそうでもないんだ。

 毎日やってもいい、何なら寝ずにやってもいい、そういう事ってあるだろ。
 「今は、ありません」
 かもしれないな。
 「でも、勉強以外ならあります」
 なんだ、あるじゃないか。

 勉強の先に職業がある。好きな勉強を続けていれば、それを生かした職業に就けるだろう。
 だが、それも事実なんだが、遊びの先にも職業はあるもんだよ。

 「じゃ、勉強しなくていいんですか?」
 そうは言っていない。チャンスや可能性はどこにでも転がってるんだという話をしている。

 さてと。あれから40年。同じことの繰り返しは嫌だと言っていた連中は今どうしているか。
 「いやあ、相変わらずですよ。毎日同じことの繰り返し」
 そうかい。そいつは良かった。

埼玉県高校再編整備はどうなるかを図表にして眺めてみる

 埼玉県では、魅力ある県立学校づくりの観点から、平成41年(2029)までに全日制高校を、現在の134校から121~124校に再編整備する予定である。
 全県を4つの地域に分け、それぞれ2~4校程度が対象になるとされている。

 そこで今回は、どの学校がどこの地域に分類されているかを調べ、表にまとめてみた。
 赤字(太字)は、30年度入試で欠員募集を行った普通科校である。
 赤字は、欠員募集は行っていないが、募集人員と受験者がほぼ等しく、危険水域の普通科校である。
 専門学科については半数以上の学科が欠員募集を行った学校を赤字で記した。総合学科については欠員募集を行った学校を赤字で記した。

区分① 2~4校の再編整備
201806051①

区分② 2~4校の再編整備
20180605②

区分③ 2~4校の再編整備
20180605③

区分④ 2~3校の再編整備
20100605④

 図表の作成に大変時間がかかってしまったので、今回は論評なし。
 とりあえず、こんなものかと見ておいてもらおう。

素人に「学生」と「生徒」の使い分けはいらんだろう

 尾木ママこと尾木直樹さんが、大学生は「生徒」ではなく「学生」と呼ぶべきであるとご自身のブログの中で述べておられる。
 それがヤフーニュースなどに取り上げられていた。
 
 中学高校で教員経験があり、大学でも教鞭をとられた尾木ママさんは、テレビに出演するタレントや司会者が大学生を「生徒」と呼ぶことに違和感を持たれているようだ。
 気持ちは分かるな。
 私もそういうケースよくあるから。

 小学生は「児童」、中高生は「生徒」、大学生は「学生」。
 私は教員経験者なので、書いたり話したりする時は、使い分けるようにしている。昔は普通に使っていた「父兄」「父兄会」は「保護者」「保護者会」と言うようにしている。

 でも、一般の方にはそれを求めない。
 私の中では、これらは専門用語、あるいは業界用語と言うべきものであるから、教育関係者にはきちんと使い分けようぜとは言うけれど、一般の方が使い分けできていなくても、まあしょうがないかなという程度である。

 内申書と言われるものがある。
 内申書という実物はないのだが、人々は調査書のことをそのように言うので、学校の先生や塾の先生も、それに合わせる。内申書という言葉が出るたびに、いちいち訂正するのも面倒だ。同じものを指しているのがはっきりしており、そこで誤解が生じるわけでもないから、いいではないか。

 尾木ママさんの主張は、素人に専門家と同様の用語の使い分けを求めているようで、私はむしろ、そっちに違和感を覚える。

プロフィール

梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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