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じゅんこちゃん、友達いっぱい作れよ

 今日は、浦和一女に合格したじゅんこちゃんがお母さんと一緒に訪ねてくれた。
 この間、近いから浦和一女の発表を見に行ったと書いたが、実はも一つこの理由もあったのだ。去年はあかりちゃん、その前の年はゆうなちゃん。たまたまだけど、ほんのちょっとだけ一緒に勉強した子が、3年連続浦和一女を受けたのだった。

 高校入って勉強するのは当たり前だし、それは学校の先生がちゃんと指導してくれる。
 私の望みは、たくさん友達を作って欲しいということだ。ただの仲良しじゃないよ。ライバル。
 ライバルというのは、敵とは違う。競争相手だけど、互いに認め合い、尊敬し合える友のことだ。

 世の中では、大きな仕事や難しい仕事は、大勢の力を結集しないとできないことになっている。チームでやるんだね。自分一人でできることなんて高が知れてる。

 勉強でも、部活でも、学校行事でも、みんなで力を合わせてやるという体験を積んでほしい。そうじゃないと、いつも言ってる「世のため人のため」の働きはできないからね。

 だから、友達いっぱい作れよ。それも高校生活の重要なテーマだ。

 
 

運不運ってものもあるんだよ

 今日は公立の出願日だった。倍率がどうなるか気になるね。

 さて、夕刻から梅野塾の最後の授業だった。
 ゆうや&しおりに最終アドバイス。

「力は90%出せばいいんだよ」
 限界まで力を出し切るのはいいんだが、ホントを言うと、そのちょいと手前ぐらいがいいんだね。
 機械も性能の一杯いっぱいまで出すと壊れちゃう。人間もそう。
 全力。気持ちはそうかもしれないが、少しだけ余力を残すぐらいがちょうどいい。だから目標90%。

「運不運もあるんだよ」
 己の力だけですべてが決まると思うなよ。それは思い上がりってもんだ。
 私はもう60年以上も生きているが、まあ、人生ならしてみると、幸運半分、不運半分ってところだ。幸運だけの人生なんてないんだよ。
 受ける前から不吉だけど、仮に不合格だったとする。
 努力不足。そうかもしれない。でも、それだけじゃない。運がなかったってこともあるよ。
 実力に幸運が重なれば合格だ。そうなるといいね。

過去問やるときは、正答率や通過率にも注目したほうがいい

 ひたすら過去問。
 今の勉強はこれしかない。

 過去問をやるときは、正答率や通過率にも注目しておくといい。
 正答率も通過率も、どちらも受験生の出来を表したものだ。高ければ出来が良かった問題、低ければ出来が悪かった問題ということだ。
 正答率(通過率)が高い問題を間違ったらまずい。でも、低い問題だったら「まあ、仕方ないか」という判断もできる。もちろん、受ける学校の難易度によりけりで、難関と言われる学校を目指すなら、正答率(通過率)が低い問題をも攻略しなければ合格がおぼつかないのは当然のことだ。

 県教委入試情報はコチラ
 25年度学力検査結果の中の「分析」というところを見る。

 動画も配信中↓
 正答率と通過率

もう一度言う。何のための「すべり止め」だったのか。

 埼玉県公立高校の出願が目前に迫ってきた。
 
 早くから志望校を決め、まったく迷いがないという人もいる一方、いまだに決めかねている人もいる。
 一般論としては、決定は早いほどいいのだが、私は、ぎりぎりまで迷ってもいいではないかという考えだ。このことは別のところでも書いた(埼玉新聞の受験特集号)。

 チャレンジか、安全策か。
 たいていはここのところで迷うわけだが、事情が許すなら、ここはチャレンジだろう。機会(チャンス)があるのに挑戦(チャレンジ)しなかったことの後悔は大きいぞ。

 大方の受験生は、公立受験が失敗に終わったときに備えて、いわゆる「私立のすべり止め校」を確保している。
その確約をとるために、何度もテストを受けたではないか(UPテストことじゃない)。説明会に出席し、個別相談にも出向いたではないか。埼玉の受験生は、十分すぎるほどの時間とお金をそのために費やしているのだ。

 それは何のため?
 公立受験で挑戦(チャレンジ)するためではないのか。

 失敗は恥ずかしいことじゃない。失敗したらまたやり直せばいいんだよ。

私立入試の後の空白が心配だ

 明後日、1月22日から私立入試が始まる。
 一部の学校を除けば、実質倍率は1倍から1.1倍以内の入試であるから、合否に関してはさほど心配はないだろう。

 とは言え、本番の試験なのだから、それなりに緊張感を持って臨んでほしい。

 前の晩は早めに床に就こう。気持ちが高ぶって眠れない場合もあるかもしれないが、横になるだけでも体は休まる。朝は早く起き、十分なゆとりを持って家を出よう。集合時間の30分前ぐらい前には学校に着いているようにしたい。

 私立入試は結果が出るのが早く、翌日か翌々日には合格通知がくる。
 私立が第一希望の人は、これで受験勉強から解放される。公立が第一希望の人は、いよいよ残り1か月ちょっとの勝負となるが、この、わずか1か月が結構つらい。
 
 本当なら1分1秒たりとも無駄にはできないはずだが、私立入試が終わると、一種の安堵感、あるいは虚脱感に襲われる。まあ、1日、2日はいいとしても、長いブランクを作ってはいけない。

 すぐさま、本命公立に向けての勉強を再開しよう。

 動画はコチラ
 ↓
私立入試が終わったら
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梅野弘之

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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