中高一貫校の情報を公立小学校の児童・保護者・先生へ
連休中はやはりブログ訪問者がいつもより少ない。
今日は主に私立の先生向けなので、それ以外の方には意味がよく分からないかもしれない。
今年度から、埼玉県内で新たな進学フェアが始まる。
埼玉県私立中高協会が主催し、読売新聞東京本社さいたま支局などが後援する「私立中学校フェア埼玉2018」である。
熊谷(5/27)、川越(6/3)、大宮(6/10)の3会場で行われる。
2016年9月、私は埼玉新聞社の役員を伴い、埼玉県私立中高協会の小川義男会長にお会いするために狭山ヶ丘高校を訪問した。
新たなフェアについて提案するためである。
1 従来とは異なるコンセプト、枠組みによるフェアを開催したい
2 地元紙である埼玉新聞社主催(又は後援)で行いたい
3 さしあたり県内私立のみのフェアとしたい。ただし、公立一貫も含めオール埼玉の枠組みで行いたい。
4 新たな市場開拓を最大の目的とし、そのために公立小学校に向けての広報活動を展開したい。
5 以上を、中高協会との連携により実施したい。
私が特にこだわったのは、新たな市場開拓と、そのための公立小学校に向けての広報活動である。
県内に30の私立中学校があるが、18年度の場合、総募集人員3,578人に対し、入学予定者は3,089人であり、全体としては定員割れである。この3年間、定員を充足した学校は、16年度7校、17年度7校、18年度11校であり、大半の学校は募集に苦戦している。中には入学者が10人を下回る学校もある。
この現状を打開するために何ができるか。
さしあたり考えられるのは進学フェア(合同説明会)の開催だ。フェアの立ち上げは「彩の国進学フェア」で経験済みだ。
しかし、ただでさえ飽和気味のフェアを、ここでまた一つ増やしても先生方の負担が増すだけだ。それに、集まるお客も、すでに通塾しており、中学受験を決めている人ばかりだ。
そうではなく、まだ中高一貫教育の良さに気づいていない人たちに、こちらを向いてもらいたい。
そのために、一番手っ取り早いのが、まだ塾にも行っていない公立小学校の児童・保護者に興味関心を持ってもらうことだ。
募集に困っていない私立にとってはどうでもいいことだが、新規市場の開拓というプランは多くの私立中学校から賛同してもらえるのではないか。
と思ったのだが、小川会長曰く「新聞は朝日か読売だ」。
そこか。
埼玉新聞に何ができる。さすがに同社役員を前にそこまでは言われなかったが、そう言われたも同然だ。
と、こんな経緯があって、進学フェアについては諦めた。
あとは読売新聞にがんばってもらおう。私は別に読売新聞と敵対しているわけではない。何度も言うように、スーパーアリーナの「進学フェア」も、中学校配布の「よみうり進学フェア」も、元はと言えば、私が同社に持ち掛けたものだ。今も毎月原稿を書いている。
ただ、県内の公立小学校に「手を突っ込もう」(表現汚なくて申し訳ない)というプランは、埼玉新聞と組んだほうがいい。地域との密着度が違う。
「中高一貫校(公立も含む)の情報を、公立小学校の児童・保護者・先生へ」
これが私のもっとも大きなテーマだ。
私立の先生方から、意味がない、余計なことするな、と言われれば考え直すが、そうでなければ、これからいろんな仕掛けをして行こうと思う。
今日は主に私立の先生向けなので、それ以外の方には意味がよく分からないかもしれない。
今年度から、埼玉県内で新たな進学フェアが始まる。
埼玉県私立中高協会が主催し、読売新聞東京本社さいたま支局などが後援する「私立中学校フェア埼玉2018」である。
熊谷(5/27)、川越(6/3)、大宮(6/10)の3会場で行われる。
2016年9月、私は埼玉新聞社の役員を伴い、埼玉県私立中高協会の小川義男会長にお会いするために狭山ヶ丘高校を訪問した。
新たなフェアについて提案するためである。
1 従来とは異なるコンセプト、枠組みによるフェアを開催したい
2 地元紙である埼玉新聞社主催(又は後援)で行いたい
3 さしあたり県内私立のみのフェアとしたい。ただし、公立一貫も含めオール埼玉の枠組みで行いたい。
4 新たな市場開拓を最大の目的とし、そのために公立小学校に向けての広報活動を展開したい。
5 以上を、中高協会との連携により実施したい。
私が特にこだわったのは、新たな市場開拓と、そのための公立小学校に向けての広報活動である。
県内に30の私立中学校があるが、18年度の場合、総募集人員3,578人に対し、入学予定者は3,089人であり、全体としては定員割れである。この3年間、定員を充足した学校は、16年度7校、17年度7校、18年度11校であり、大半の学校は募集に苦戦している。中には入学者が10人を下回る学校もある。
この現状を打開するために何ができるか。
さしあたり考えられるのは進学フェア(合同説明会)の開催だ。フェアの立ち上げは「彩の国進学フェア」で経験済みだ。
しかし、ただでさえ飽和気味のフェアを、ここでまた一つ増やしても先生方の負担が増すだけだ。それに、集まるお客も、すでに通塾しており、中学受験を決めている人ばかりだ。
そうではなく、まだ中高一貫教育の良さに気づいていない人たちに、こちらを向いてもらいたい。
そのために、一番手っ取り早いのが、まだ塾にも行っていない公立小学校の児童・保護者に興味関心を持ってもらうことだ。
募集に困っていない私立にとってはどうでもいいことだが、新規市場の開拓というプランは多くの私立中学校から賛同してもらえるのではないか。
と思ったのだが、小川会長曰く「新聞は朝日か読売だ」。
そこか。
埼玉新聞に何ができる。さすがに同社役員を前にそこまでは言われなかったが、そう言われたも同然だ。
と、こんな経緯があって、進学フェアについては諦めた。
あとは読売新聞にがんばってもらおう。私は別に読売新聞と敵対しているわけではない。何度も言うように、スーパーアリーナの「進学フェア」も、中学校配布の「よみうり進学フェア」も、元はと言えば、私が同社に持ち掛けたものだ。今も毎月原稿を書いている。
ただ、県内の公立小学校に「手を突っ込もう」(表現汚なくて申し訳ない)というプランは、埼玉新聞と組んだほうがいい。地域との密着度が違う。
「中高一貫校(公立も含む)の情報を、公立小学校の児童・保護者・先生へ」
これが私のもっとも大きなテーマだ。
私立の先生方から、意味がない、余計なことするな、と言われれば考え直すが、そうでなければ、これからいろんな仕掛けをして行こうと思う。