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本番までの伸びは計算に入っていない

 受験生から相談の電話や手紙が来る。
 この時期はいつもそうだ。
 
 向うは私のことを知っている。会ったことはなくても、テレビで見たり、新聞を読んだりしているから、「そうだ、あのオッサンにちょっと相談してみるか」となる。

 こちらは、向うのことは知らない。UPテストを受けている受験生からの相談がほとんどだから、成績だけは分かる。
 ある意味、余計な情報がないから、客観的に見ることはできる。

 ご両親に相談して、中学校や塾の先生に相談して、念のために、第三者の客観的な意見を聞いてみるのも悪くはないだろう。

 時期が時期だけに、志望校決定に関する相談が多い。
 「〇〇高校を受けたいのですが、ぼくの(私の)成績で受かりますか?」

 そりゃテストだから、やってみなけりゃ分からんよ。
 模試で分かるのは、あくまでも過去のデータから見た可能性だけだから。

 それともう一つ。
 見逃してはいけない重要ポイントがある。 UPテストの場合で言えば、最後のテストを実施したのが1月11日であるから、そこから公立入試本番までの約50日分の伸びは、計算に入っていない。
 つまり、1月11日の時点では、「まず大丈夫」、あるいは「ちょっと厳しいかも」という判定であっても、この約50日で、両者は入れ替わってしまうかもしれないのだ。
 だから、今あきらめてしまうのは、もったいない。

 チャレンジするか、安全策をとるか。
 それぞれ事情があると思われるので一概には言えないが、落ちても大丈夫なように併願校を受けているはずであるから、一般論としてはチャレンジなのである。

 私立の説明会に行って、個別相談に行って、いわゆる「確約」を目指して偏差値を上げようとして頑張った。ずいぶん時間もかけた。
 あれは一体何のためだったのか。
 思いっきりチャレンジするためだったんじゃないのかい。
 受験生には、そこのところをもう一度思い出してほしいと思うのである。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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