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寝てない自慢は格好良くない

 寝る間を惜しんで勉強する。
 なんて言うと、いかにも「やってる感」があるが、受験生としてはあまり賢い方法ではない。

 睡眠には体力を回復させるという効用があるのはもちろんだが、もう一つ、記憶を定着させるという大事な働きがある。
 だから、せっかく勉強しても、きちんとした睡眠をとらないと、知識が記憶として定着しない。

 授業中、居眠りを注意したら、「さっき習ったことを定着させてたんです」と言い訳したやつがいたが、そういう寝方じゃなく、布団でちゃんと寝る睡眠じゃなくちゃだめだ。
 それと、ただ寝りゃいいというものではなく、たっぷり勉強してからの話だ。
 そもそも定着させるべき知識が頭に入ってなけりゃ意味ないからな。

 仕事や勉強をたっぷりやって、なおかつ必要十分な睡眠時間を確保するにはどうしたらいいか。

 まず、睡眠時間を削るという発想から訣別する。
 24時間の中で6時間とか7時間を睡眠時間として確保する。そこからスタートする。残りが活動時間だ。

 以前は私も、昼間精一杯活動して、その残りが睡眠時間という考えだったが、それだとどうしても3時間睡眠とか徹夜とかになってしまう。

 「3時間しか寝てないよ」なんていうと、「がんばってる感」いっぱいで、人からも「すごいね」なんて言われたりして、ちょっといい気分だったりもするが、よくよく考えてみりゃ、時間管理ができない馬鹿の証明である。
 ということに気づくのに何十年も要してしまった。なんてことだ。

 睡眠時間を削らないとなれば、あとは一日の生活の中で、無駄と思われる時間を徹底的に削るしかない。
 何をどう削るかは、人それぞれだが、24時間から睡眠時間を引いて18時間。そのうち10時間を仕事や勉強に充てたとしても、まだ8時間ある。
 これだけありゃ、三度のメシを食って、クソして風呂入っても、まだ十分残っているから、これで睡眠時間を減らさなきゃならないというのは余程、要領が悪いってことだ。

 受験生諸君、たっぷり勉強して、しっかり寝よう。
 大人の皆さん、そろそろ寝てない自慢はやめよう。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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