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民間人校長だって無免許だろう

 山形県で教員免許を持たない女性教諭(55)が、約32年間、県立高校で保健体育を教えていたというニュース。
 教職課程は修了していたが、免許の申請手続きをしなかったので、結果として無免許。まあ、仕方ないな。

 通常、免許を持たない者の授業は単位として認められないのだが、卒業生の単位取消とはならないようだ。当然だろう。

 本人に非がある。山形県教委にも落ち度がある。
 さて、そのうえで、教員免許状というものを考えてみるわけだが、はっきり言って、こんなものは、どうでもいいただの紙っペラだ。

 免許状取得のためには、一定の教職科目と専門科目を大学で履修しなくちゃならんが、東大みたいな難関大学で取ろうが、無試験で誰でも入れる底辺大学で取ろうが、同じ免許状だしな。
 要するに、教員免許なんてものは、その気になれば誰だって取れる代物で、それ自体には大した価値はないんだよ。

 ただそれでも、教員のレベルがそこそこ保たれているのは、採用試験という結構難関なハードルがあるからだ。

 ちなみに、大学の先生になるには免許状は要らなくて、採用試験もあるのかないのか分からないような状態なので、そのせいか頭のおかしいヤツが結構いる。

 ついでに、私が高校教員時代の話だが、保護者面談なんかやっていると、「私も、一応、教員免許は持ってるんですけど」なんて言い出す母親がときどきいたよ。
 「だから何なんだよ」。紙クズ自慢かよ。
 と思ったが、もちろん口には出さなかった。

 教員免許状は、別に教員としての資質を保証するもんじゃないんだから、そんなに厳格に考える必要はないだろう。
 民間人校長なんていうのも登場したが、これなんかも、形の上では臨時免許状みたいなものを発行するのかもしれないが、事実上無免許だからね。
 無免許に校長やらせておいて、一般教員に紙っペラ要求されてもな。

 ということで、こういう事件を、再発防止とか、ただ謝罪で終わらせないで、教員免許のあり方を考え直すきっかけにしなくちゃいけない。

 また一つ、宿題が増えてしまった。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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