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国語・漢字問題、5問中3問で過去の近隣都県との重複があった

 昨日の埼玉県公立入試の問題について。
 印象の新しいうちに、気づいたことを書いておこう思う。

 まず国語から。
1 漢字の問題 
 埼玉県では過去に出された問題が再び出るケースはなく、また過去に他県で出た問題が出るケースも少なかったのだが、今年はちょっと違っていた。

◆「均衡」の読み:最近では栃木(25年度)で出ている。10年以上さかのぼると、埼玉・東京でも出ている。
◆「諭す」の読み:これも栃木(25年度)で出題済み。千葉でも出たことがある。
◆「操る」の書き:近いところで千葉(26年度後期)。埼玉・東京・栃木で出たことがある。

 漢字ではそのほかに「助長」を書かせる問題もあったが、これは故事成語の問題とも言えるのかな。
 昔、中国(宋の国)のある男が、苗の成長が遅いのを心配して、助けるつもりで引っこ抜いちゃったというお話。
 だから、本来は良い意味ではないのだが、最近では「成長を助ける」という良い意味で使う人も増えてきた。
 落ち着いて考えれば何でもない問題だが、すぐには思い浮かばなかった人も多いのではないか。

2 作文の問題 
 今年は順番から言って、グラフを基に意見を書かせる問題。これは誰もが予想したとおり。
 ただ、今までのパターンだと、「働く理由」とか「勉強する理由」などのアンケート集計結果が示されるのが普通で、受験生は、その中から自分の考えに近いものをチョイスして書けばよかった。だが、今回はその手が使えない。

 グラフが意味するところを読み取る力も必要だったので、そこで少し時間を使ってしまったかもしれない。
 しかし、ちょっと落ち着いてながめてみれば、家庭ごみの半分以上は、容器(容れるものだったり、包むものだったり)だということが読み取れる。
 そうなれば、無駄な容器や包み紙を使わないことにしたら、家庭ごみはずいぶんと減らせるんじゃないかということになり、あとはその線に沿って意見を述べて行けばいい。
 去年のように、3つの中から意見を選び、それについて書くという形ではなかったので、正解率・通過率はやや下がるかもしれない。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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