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不景気のとき増税、これって正解になるか

 まずは、埼玉県公立入試・社会の問題を見てもらおう。

 「景気は不景気と好景気が交互に繰り返されます。不景気のときには消費が低迷し、物価が下落する(  Ⅰ  )がおこることがあります。
 一般に、不景気のときには、政府は(  Ⅱ  )を行ったり、公共事業への支出を(  Ⅲ  )させたりして、景気の回復をうながします。このように、財政活動を通じて景気の波を調節する政策のことを財政政策といいます。」

 答えは、Ⅰデフレーション、Ⅱ減税、Ⅲ増加、という組み合わせを選ぶ。

 次に、その3週間前に行われた千葉県・前期の問題で、景気の悪いときの財政政策を問うもの。
 「政府は(  Ⅰ  )を行ったり、公共事業(公共投資)を(  Ⅱ  )させたりすることにより、生産や流通の活動を活発にして、景気を上向きにしています。」

 答えは、Ⅰ減税、Ⅱ増加、という組み合わせを選ぶ。

 何だよ、同じ問題じゃないか。
 が、私のツッコミどころは、そこじゃない。

 どっちの問題も、景気の悪いときは減税を選ばせているわけだが、増税を選んじゃった子が、「だって、この間も景気がよくないのに消費税を5%から8%に引き上げたじゃないか。それだけじゃなく、みんなして景気がよくなった気がしないと言っているのに、また10%に引き上げることになってるじゃないか。それって、景気の悪いときに増税ってことでしょう」。

 ということで、「不景気=増税」も正解にしろと言ってきたらどうするんだ。
 埼玉の方は、「一般に」と断わりを入れているが、千葉はノーガードだぞ。

 まあ、そういうわけだから、政府には教科書通りにやってもらおうじゃないか。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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