学校選択問題、受験生の半数近くに影響がありそう
29年度埼玉県公立入試では、普通科106校中20校(18.86%)が、数学・英語で学校選択問題を採用することになった。
28年度入試にあてはめて考えると、これら20校の実受験者は、9,792人であったから、普通科受験者総数3万5646人のうち24.47%が、学校選択問題受験者に該当したことになる。
がしかし、これは最終結果であるから、もう少しさかのぼって考えれば、もっと多くの受験生が、これら20校を希望し、学校選択問題受験者に該当していたと考えられる。
そこで、10月1日現在の希望者数を見てみる。
これら20校の希望者(普通科のみ)は、1万2379人であった。その時点における普通科の希望者は3万9300人であったから、31.49%(12,379÷39,300)が、学校選択問題受験者に該当していたことになる。
よって、29年度も概ねこのような傾向であると仮定すると、ごく大ざっぱだが、少なくとも受験生の約3分の1は、学校選択問題を念頭においた勉強をしておいたほうがいい、ということになりそうだ。
学校選択問題を念頭に準備をしてきた受験生が、途中から、一般的な問題を念頭に置いた準備に切り替えることは容易だが、その逆は、やや困難が伴うと考えられる。
であれば、ある段階までは、学校選択問題を念頭においた勉強をさせておきたい。そう考える方も少なくないだろう。
たとえば。
松山・坂戸 → 所沢
浦和南 → 川口北
越谷南 → 越ヶ谷
こういった移行をスムーズに行うためには、学校選択問題を念頭においた準備をしておいたほうがいいかもしれない。(少なくとも受験勉強の前半戦では)
20校に次ぐレベルと考えられる学校(浦和南・大宮北・春日部東・松山・坂戸・浦和北・与野・越谷南・伊奈学園)の、10月1日現在の希望者は、5261人以上いて、ここまで含めると、普通科受験者の44.89%に達する。
採用校はわずか20校だが、意外に波紋は広がるかもしれないというのが、現在の私の見方である。
28年度入試にあてはめて考えると、これら20校の実受験者は、9,792人であったから、普通科受験者総数3万5646人のうち24.47%が、学校選択問題受験者に該当したことになる。
がしかし、これは最終結果であるから、もう少しさかのぼって考えれば、もっと多くの受験生が、これら20校を希望し、学校選択問題受験者に該当していたと考えられる。
そこで、10月1日現在の希望者数を見てみる。
これら20校の希望者(普通科のみ)は、1万2379人であった。その時点における普通科の希望者は3万9300人であったから、31.49%(12,379÷39,300)が、学校選択問題受験者に該当していたことになる。
よって、29年度も概ねこのような傾向であると仮定すると、ごく大ざっぱだが、少なくとも受験生の約3分の1は、学校選択問題を念頭においた勉強をしておいたほうがいい、ということになりそうだ。
学校選択問題を念頭に準備をしてきた受験生が、途中から、一般的な問題を念頭に置いた準備に切り替えることは容易だが、その逆は、やや困難が伴うと考えられる。
であれば、ある段階までは、学校選択問題を念頭においた勉強をさせておきたい。そう考える方も少なくないだろう。
たとえば。
松山・坂戸 → 所沢
浦和南 → 川口北
越谷南 → 越ヶ谷
こういった移行をスムーズに行うためには、学校選択問題を念頭においた準備をしておいたほうがいいかもしれない。(少なくとも受験勉強の前半戦では)
20校に次ぐレベルと考えられる学校(浦和南・大宮北・春日部東・松山・坂戸・浦和北・与野・越谷南・伊奈学園)の、10月1日現在の希望者は、5261人以上いて、ここまで含めると、普通科受験者の44.89%に達する。
採用校はわずか20校だが、意外に波紋は広がるかもしれないというのが、現在の私の見方である。