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ホリエモンが言うから説得力があるんだ

 今日の読書は、堀江貴文「本音で生きる」(SB新書;定価800円+税)。
 
 ホリエモンは1972年生まれだから、1951年生まれの私とは21歳違いだ。
 今風に言えば、私の方が21個上。
 ということで、私は、すでに人生どう生きるかを考える年齢ではなくなっている。関心はむしろ、どう死ぬかのほうにある。

 だから、若い堀江氏の著書から、生き方について学ぶことがないのは、最初から分かっていることなのだが、帯に書かれている「大反響 12万部突破!」に惹かれた。なるほど、奥付にも2016年3月7日初版第7刷発行とある。非常によく売れているのだ。

 私は、よく売れている本は、できるだけ読むようにしている。
 若いころは、そういう本に、あえて背を向けるようなところもあったが、出版関係の仕事に就いたのをきっかけに、積極的に読むようになった。売れる本には売れるだけの理由があるはずだから、それを知りたいというのが動機であった。

 さて、この本はなぜ売れているか。
 ホリエモンが書いた本だからである。

 中身は、別に堀江氏に言ってもらわなくても、誰だって分かっていることばかりである。このぐらいなら自分でも書けるんじゃないかと思ったほどだ。
 だが、私が書いたのでは、100冊も売れればいいほうで、ほぼ無視されるだろう。この差は何なのか。

 堀江氏は、東大在学中に起業し(後のライブドア)、時代の最先端を行く企業に育て上げた。プロ野球球団を買収しようとしたり、テレビ局を買収しようとしたりして、世間から注目を浴びた。そして、ちょっとしたつまづきがあって、証券取引法違反で逮捕され、服役した。
 これ全部、20代から30代にかけての出来事。

 生理的に好きになれないという人もいるかもしれない。結局、経営者としては失敗しているではないかと言う人もいるだろう。
 が、かれの前半生は、なかなかに痛快ではないか。お前やってみろと言われたって、そうやすやすとできるものじゃない。

 波乱万丈、と言ったら言い過ぎかもしれないが、短い間に浮き沈みの激しい面白そうな人生を送ってきて、激しく人を批判するものの、どこか憎めないお兄さん風なところもあるホリエモンが書いた本なら、ちょいと買って読んでみようじゃないか。そういうことなんだろう

 小見出しのほんの一部だ。
「お金がない」という言い訳は無意味である
「時間がないから、できない」は、現状維持を望んでいるだけ
やってみないと「自信」はつかない
何を学ぶべきかは、その時にならないとわからない
人のやっていることを徹底的に真似し、改善する

 一見異端児風だが、言っていることは正統派。

 

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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